さらさらと流る
公言こそしていなかったが、喋るように歌うのを目標に掲げて歌っているつもりだ。
しかし最近気が付いたのは、喋っている途中で唐突に歌い出しているだけだという事だ。
これではただのアンポンタンだ。(もうちょっとキツい言葉は敢えて避けている)
とは思いつつ、配信の中で喋っている最中に「これを歌おう」と思ったら止められないのだ。
歌わずには居られない。
だから今日も私は喋っている途中で歌い始める。
幼馴染に話してる最中に突然歌い始める子がいたのだが、小学生時分の私は彼女に
「話してる時に歌い始めるのは相手に聞いてないと思われたり、良くない印象を与えるからやめた方が良い」
といった旨の苦言を呈した事がある。
どの口が言ってんだと言ってやりたい。
そして幼馴染に陳謝したい。
今なら分かる。
抑えられないのだ。
「あ、今歌いたい」という欲求にどうしても抗えないのだ。
喋るも歌うも言うなれば水の流れであって、境目なんてないのだ。
さらさらと流れながら自然に進んでいけば、喋るし歌うのだ。
どちらも同じ線上にある。
これを打ち込みながら思った。
アンポンタンで良いや。
その方がきっと気持ちのままに歌える分楽しい。
今日の一絵はキリン。
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