行くも帰るも
連日猛暑である。
テレビをほとんど見ないのでよく分からないが、恐らく全国的に猛暑なんだろう。
昨年は玄関の前に打ち水をしながら娘と共に「すぐ乾くねぇ」なんて言いつつちょっとした夏を楽しんだが、今年はもうダメだ。
玄関から一歩出た瞬間に帰宅したくなる。
それでも行かねばならんので行くのだが、全力で自転車なので汗だくだ。
屋内に居る時間は良くても、帰りはまた全力自転車なのだ。
行くも帰るも灼熱地獄だ。
一時期車を運転していた時は夏の車がとても憂鬱だった。
元々そんなに好きでもない車の運転だが、夏だけは本当に嫌だった。
目一杯降ってくる太陽光と温められた空気と地面からの照り返しでハンドルも座席もホカホカを易々と通り越した温度の車内、空調が効くまでの間の焦れる時間、どれを取っても何も楽しさがなかったのだ。
しかしそんな暑さも生温かったのではないかと錯覚を抱くほどの今年の猛暑。
私は今、屋内で待機の時間をアイスコーヒーを飲みながらこの駄文を打ち込みながら過ごしている。
一番陽が高くなる頃に帰り灼熱地獄が待っている。
今年こそ前倒して秋が来ないかと心密かに願っている。
とか何とか言っていると、久しぶりに雨が降りそうな雲行きになってきている。
雨具を持ってくるのを忘れたな…。
今日の一絵はお休みです。
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