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私の背骨

思えば子供の頃からずっと傍には音楽があった。
私が子供の頃はまだレコードが主流で、少しノイズの掛かった音を流しながら絵を描いたり、工作をしたりしていた。

幼稚園児くらいの頃のお気に入りは確か童謡のレコードと、(恐らく)ポール・モーリアだった。
あとはレコードがあったかどうだか覚えていないが、グレン・ミラーも好きであった。

あとは姉の影響で、クラシック・ポップス・歌謡曲・ロックも色々聴いた。
物凄く好きで未だによく聴くのは、もろに姉に影響を受けて聴き始めたアーティストが多いように思う。

話は戻るが、子供の頃からそんなに上手くは無かったが、家にあったエレクトーンを弾き歌い、幼なじみの家ではピアノを弾き歌う。
テレビから聞こえる歌は取り敢えず覚えて、歌っている自分の声をラジカセで録音して聴き直し、気に入らなければ何度もやり直すような子供だった。

楽器がギターになっただけで、今もやってる事は対して変わらない。

人に聞いてもらうだとか何も考えず、とにかく当たり前のように歌っていた。

音楽に対する気持ちの根幹部分はここにあるので、歌うモチベーションは歌う事で得られる多幸感とでも言えば良いだろう。
歌唱のご褒美は歌唱である。
何とも不思議な言葉ではあるが、それ以上のご褒美はないのだ。
なので私は今日も歌える隙を探している。

今日の一絵はラブリーうさちゃん。

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