「日常のすぐ隣にあるイリーガル」マリファナ編-①
「You want marijuana?(マリファナが欲しいのか?)」隣に座った男が話し掛けてきた。
場所は都内のライブハウス。
好みのミュージシャンが出演する次のステージを待つ間、本を読んでいたらこう話し掛けられた。
その頃俺は、普通の生活に飽き飽きしていて、非日常、というか非合法な物、つまりマリファナが知りたくて、それ系の本を読み漁っていた。
この時読んでいたのも、確か「マリファナ・ナウ」とかいう、マリファナについての認識を改めさせようという意図の本だった。
有識