ある社会起業家の情熱に触れて
昨日放送の「プロフェッショナル 仕事の流儀」
非常に感銘を受けました。
大阪でホームレス支援をしている「認定NPO法人Homedoor」
の川口加奈さん。
決して考えを押し付けることなく、優しくそっと相談者の心に寄り添う。
相談者の意志でこれからの生き方を自由に選べるよう、
選択肢をいくつか提供する。
支援の質を上下させないよう「無感情」で接する。
社会的に弱い立場にいる方への「支援の在り方の本質」を
教えて頂いたような気がします。
そして、単なる物資の支援ではなく「働く場所」を提供する。
そう、ホームレスの方も本当は働きたい、誰かの役に立ちたい。
「人は自分の価値を発揮できる場所があることに幸せを感じる」
という言葉が強く印象に残りました。
私も幾度と無職の時代を経験し、仕事がないこと、社会とのつながりが
ないことの辛さ・寂しさは痛いほどよく分かるからです。
強い意志で想いをどんどんカタチにしていき、様々な支援の形を実現。
一筋縄ではいかず、常に徒労感がつきまといそうなホームレス支援。
社会起業家の圧倒的な行動力に感銘を受け、同時に
彼女の心を突き動かし続けるものは何なのか?聞いてみたいと思いました。