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ゆるキャン△、志摩リンはかわいい。異論は認めない。

ゆるキャン△の主人公である志摩リンはこの地球上でもっともかわいい生命体です。
異論は許可しますが認めません。絶対に認めません。

理由① やさしい

年末にメッセージグループで同級生のちあきにかけた言葉にリンちゃんの優しさが端的に表れています。
同級生のいぬこ、なでしこ、えなの5人のグループと思われるのですが、そこで年末年始の予定を話していました
ちあきは年末年始すべてバイトで、冬休みは宿題をやるだけで終わってしまいそうだとぼやいたところほかのメンバーはちゃんと3日程度は休日があることが発覚
そしてそのまま休日の予定を話しだす4人、ちあきは一人置いてけぼりでした
そんなときにリンちゃんが送ったメッセージが「ちあきはお土産たべものでいい?」
これを中学からの同級生のいぬこでも、同じ野外活動サークルのなでしこでもなく、それ以前の話で「あいつのこと苦手なんだよな…」と言っていたリンちゃんが言うわけです
やばくないですか??????
この一言は、単に好きだから一緒にいる、苦手だから関わらないといった二項対立にとどまらないゆるキャン△のリアルで深みのある人間関係を表すと同時に、そういうことに最初に気づけるリンちゃんの優しさをよく表しているエピソードです

理由② ゆるい中にも芯がある

リンちゃんは、高校のクラスで一人はいるおとなしめのタイプだと思いますが、だからと言って思想がないわけではありません
独り言ではありますが「あいつ苦手なんだよな…」と言ってしまえるのは、その前提に譲れない自分があるからです
リンちゃんはソロキャンパーであり一人のキャンプを愛しています
当然ながらその理由はキャンプ仲間がいないからではありません
野くるにクリスマスキャンプに誘われた時も一度は断っています
しかも、ただ断ったのではなく、道案内で助けてもらった直後のちあきの誘いを断っているのです
そこには確固たる思想としてのソロキャンへの愛が感じられます
もちろんだからといってソロキャン以外のキャンプを認めないということはなく、最終的には友人のえなから誘われてクリスマスキャンプに参加してしっかりと楽しんでいます
実際に3月の伊豆キャンにも参加しており、それは決して2度目はしたくないと思わせるものではありませんでした
そして、このキャンプに参加したことはなでしこのおばあちゃんの家に行ったときに「やっぱり私はソロキャンのほうが好きだ」と言っていることからわかるようにソロキャンの価値を再認識することにつながっています
(ちなみにこれを言われた時のなでしこの優しい表情も最of高なのですが、話が長くなるのでまた別の機会に)
やはり、一貫した価値観を持つキャラクターは魅力的ですよね

理由③ 抑揚がない中でも感情が感じられる声

これは志摩リンを演じている声優である東山奈央さんがすばらしいということでもあるのですが、リンちゃんの声はリンちゃんの性格を表すように少し棒読みにすら感じられるほど落ち着いているのですが、そんな中の微妙なニュアンスでしっかりとリンちゃんの喜び、悲しみ、驚き、あきれを表現しているのです
個人的にはえなとのメッセージのやりとりの際、えなのボケに突っ込むときの声が本当に好きです
派手に突っ込んで見せるわけでもなく、さりとて興味なく流すわけでもなく、誰に見せるためでもない、友達との他愛のないやりとりを絶妙に表現しているのです
さらに2期最終話ではなでしこといぬこに誕生日パーティーを企画していることを隠すときには、嘘くさい本当の棒読みになっており、抑揚のない声と棒読みの声が明確に違うことを表現して見せました

理由④ 落ち着いているように見せて表情は豊か

声優さんの次は原作あfろさん、作画スタッフさん褒めです
リンちゃんは声や態度などは控えめで落ち着いているように見えます
しかし、やはり感情を抑えきることはできないようで、そのギャップがたまりません
えなからテントに入るチクワ(えなの飼い犬)を見たくないのかと聞かれたとき、初めてのキャンプで全くうまくいかないでしょんぼりしているとき、そんなときにお母さんがカレー麺を持たせていたことを知らされ空腹の中3分待つとき、そしてそれをほおばるとき、いぬみくじの可愛さに後ろ髪を引かれて結局買ってしまったとき、入ったバイト代を奮発してボルシチとキャラメルマキアートを買う決心をしたとき、ウナギの値段を知り目玉が飛び出した(物理)とき、拾ってきた薪木を刀の錆にするとき、一つひとつの表情が丁寧で、何度見ても飽きません
私のデスクトップは今温泉で溶けるリンちゃんなのですが、PCを立ち上げるたびに幸せになります


ちなみに私はアニメから入っており、アニメは何周かしましたが原作は3巻までしか読んでいません。今買い集めている途中です。そのため内容も基本的にアニメに基づいています。

以上4点、ざっくりまとめてしまったため漏れていることももちろんありますが、個人的リンちゃんのかわいいポイントです。

次回やる気が出たら、リンちゃんとなでしこ、えな、ちあき、いぬこそれぞれとの絶妙な関係について書きたいと思います。
とりあえずゆるキャン△はこの世で最も素晴らしいエンターテイメント作品なので全人類みましょう。


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