アメリカネオンの原風景 -都市編-①
ここからは、フランスで生まれ、アメリカに渡り、独自の発展を遂げた素晴らしいネオン達の写真がたくさん!見応えがあって楽しい!
"ネオンとシンボルは、アメリカン・ドリームの光だった。荒涼とした風景が広がる中心都市の高速道路で、ネオンは私たちが伝統的に商品、サービス、アトラクションでアイデンティティを示すサインペンだった。"
まさに、ネオンサイン!
好きなカタチに曲げられるネオンは"電気のペン"みたいだよなぁ。
"フランスから輸入されたこのエレガントな媒体が示唆する、活気に満ちたイメージを、アメリカ人はすぐに取り入れた。ネオンは、アメリカの "流線的 "なもの好きと呼応したのだ。"
初めてアメリカにネオンが来たのは、1924年。
自動車メーカーのパッカード社が、フランスから2枚のネオンを買ってきたんだった。
この頃は、ちょうどアールデコ全盛期。
車も流線型のデザインが流行っていたんだよなぁ。
流線型ネオンといえは、グーギー建築!
グーギー建築とは?
⚫︎自動車文化、ジェット機、宇宙時代、核時代に影響を受けた未来派建築。
⚫︎1930年代の南カルフォルニアの「ストーリムラインモダン」を起源とし、1945年〜1970年代前半頃まで広く用いられた。
グーギー建築の特色は?
⚫︎上向きに沿った屋根
⚫︎曲線的で幾何学的なモチーフ
⚫︎ガラス、鋼材、ネオン管の大胆な使用が特色
⚫︎宇宙的な運動性を感じさせるモチーフ
ネオン管の中も、宇宙も、ほぼ真空。
親和性があるから、ピッタリくるのかもしれない!
※ 引用部分については、Let There Be Neonさんのご厚意により、直接許可をいただいています。