ナニコレ?!成長点潰れ 扁平な”モンスト オニ仔吹き”オベサ
今回は数ある”成長点潰れ ユーフォルビア オベサの中でもめちゃくちゃ渋みがある一株をご紹介いたします。
成長点潰れにこそ生命力を感じる
成長点が潰れている = 生きていない(生きられない)
ではないんです。
植物には必ず成長点があります。
細胞分裂が盛んなところです。
この成長点がなければ植物は成長することが出来ません。
この成長点ですが、LIGHTHOUSE.PLANTSが海外からピックアップしてくる実生株の中に稀に存在します。
もちろん”成長点潰れ”を狙ってセレクトしています。
その理由は、
奇想天外な容姿に変貌するから。
と、言いましても形が大きく変わるワケではないです。
何らかの理由で成長点を失ったユーフォルビア オベサは「新たな成長点」を生みます。
その新たな成長点は仔吹き株として生まれてきます。
これが新たな成長点となるわけですが、個体差はありますがやたらたくさん仔吹いたり、またはその仔がモンスとしていたり。
これが物凄く神秘的なんです。
成長点がリカバリーされている?!
ご覧の通り無数の仔を吹いたこちらの成長点潰れ ユーフォルビア・オベサ。
しかもよく見ると潰れた箇所がリカバリーされています。
マクロレンズで撮影しなければわかりませんが、なんだかよく見ると花芽が出て枯れたような形跡が...
何より通常であればえぐられて失った成長点はむき出したままのパターンが多いにも関わらず、この子は元あった場所に成長点を作ろうとしているように見えます。
とはいえ、治るワケではないです。
だからこそ今後の成長が楽しみで仕方がない...
オニ仔吹いてる...
出てくる仔吹きのほとんどが”グッチャグチャ”。
このまま成長していくとどんな容姿になるのか想像も付きません。
しかもよく見ると仔が生まれて来ている箇所が無数にあります。
この仔は今後もオニ仔吹くんでしょうね...
親株の稜の白い木質化
”成長点潰れ”と”オニ仔吹き”にばかり目が行きがちですが、親株自体とんでもなく美しいです。
稜がびっしり木質化で覆われています。
しかも色素が薄い白木質。
白く木質化したオベサは通常の茶色い木質化よりも”趣き”が「3倍増し」に。
なかなか無いんです、この白く木質化したユーフォルビア オベサって。
全方位完璧なビジュアル
360度どこから見てもため息が出ます。
美しすぎ。
見ていて飽きない。
成長点が潰れたオベサは縦に成長しにくい傾向。
背が高いタイプよりも扁平気味なフォルムを維持させて鑑賞したい方には成長点潰れがおすすめです。
昨日ブログにてご紹介したユーフォルビア オベサ同様、
今週 3月16日(土)は"ユーフォルビア オベサ"と"テフロカクタス ゲオメトリクス"共に販売
いたします!
是非当日20時をお楽しみに!