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台湾をウイルスから救ったのは天才?WiFiで叶える働き方改革

台湾の天才がコロナを封じ込める


世界のコロナ対策で僕が最も注目したのが、台湾のデジタル担当大臣「オードリー・タン」氏。

台湾が水際でコロナを封じ込めた理由は、間違いなくオードリー・タンの手腕による功績だ。

ま、僕だけじゃなくて世界中で注目されているんだけど。笑

「天才プログラマーが未曽有のウィルスから市民を救う」なんて、まるで映画の世界だよ。

台湾のコロナ対策は、初動から抜きんでていた。

2019年12月、中国の医師が武漢から発生したウイルスの危険性に、警報を鳴らした。

コロナウイルス発生の始まりなわけだが、この出来事を台湾の若い医師が投稿サイトにUPする。

そしてこの投稿を見た台湾政府は、翌日の2020年1月より、武漢からの乗客全員に検閲を開始しているのだ。

台湾ではマスク不足が訪れることを即時に予測し、政府が全てのマスクを買い上げることを決定。

その3日後、オードリー・タンは、マスクの在庫がわかる「マスクマップ」を作り上げた話はあまりにも有名。

ここまでの動き、ウイルス発覚からたったの「2カ月」。

マスクマップは30秒ごとに更新され、台湾内のどこの薬局で購入可能かを示し、事前予約で容易に購入できるような仕組みができた。

おかげで台湾では薬局に長蛇の列ができることなく、マスクは公平に市民に行き渡った。

また、感染者の行動を追跡できるアプリケーションも民間のエンジニアと共同制作し、わずか3日で完成。

政府のスピード感と民間の技術を積極的に取り入れる姿勢は、市民からの信頼を高め、「外出は控えよう」という政府の呼びかけにも応じ、感染を抑える要因となったのだ。

オードリー・タンは、8歳でプログラミングを始め、中学を中退し、19歳でシリコンバレーでソフトウェア会社を設立。

35歳で台湾政府に入閣、これは台湾史上最年少での就任。

スピード感、発想力、伝動力。

同じプログラマーとして、尊敬せずにはいられない存在だ。


台湾の天才はスマホを持たない?


驚くべきことに、オードリー・タンの持つ電話はスマホではない。

自作の電話というのだろうか、二つ折りで一見ガラケーのようだがプログラミングもできる、フリーソフトで動く電話を使っている。

そしてSNSもほとんど利用しない「アンチ・ソーシャルメディア」を公言している。

これは、人間がAIやテクノロジー依存症にならないように、あえてそうしているからで、「デジタルの奴隷になってはいけない」という彼の信念を表す行動だ。

テクノロジーはあくまでも人間の「補助」をするものだ、ということだね。

また、「高齢者や地方に住む人々が進化についていけず、社会から除外されてはならない」とも発言しており、ブロードバンドが全地域に行き渡り、不自由なく使えるようにインフラ整備に努めている。

プログラマーでありながら、人類とテクノロジーの関係性を俯瞰して見ていることに、唸らずにはいられない。


WiFi、5Gインターネットは「人権」


台湾では、「ブロードバンドにアクセスできる権利=人権」と提唱している。

どんな山奥でも離島でも、全国民がブロードバンドにアクセスできて、自由に見分を広め、自由に発言できるようにする。

これを大臣としての使命と考え、「持つ者と持たざる者との差別が起きないように、環境を整備する」ことへコミットしているところも、市民から評価を得ているようだ。

台湾は5Gの導入を、台湾でWiFi環境の整っていない地方から開始している。

日本では、最もブロードバンド環境の整っている東京や大阪の都心から進めているけど、インターネット環境の整っていない地域から強化する、これはまさに天才の発想。

どの国もブロードバンドを普及させようと必死に動いている中で、台湾のデジタル競争力は世界で11位。

11位だけど、政府の本気度と勢いは世界No.1。


WiFiがあればどこでも仕事ができる


僕は中学からネットの世界にハマり、工業高校でプログラミングを専攻したんだけど、これは本当に正しい選択だったと思っている。

同級生はフリーのプログラマーになったり、企業のSEになったり、アプリ開発の会社を起業した者もいるが、基本、リモートやフレックス。

僕は、WiFiとパソコンがあればどこでも働ける「ノマドワーカー」だ。

スタバでパソコン広げてかっこつけている、いわゆる、アレです。笑

フリーでやり始めて、2年目までは収入は不安定だったけど、3年目に入って特定のクライアントも増えてきたし、仕事量も上手く調節できるようになって、少しだけど余裕も出てきた。

最近はバイトを雇うようにもなったが、そのバイト君ともほとんど会ったことはなく、顔を合わせたのはLINEのビデオ通話で2、3回程度。

単発で仕事を発注しているけど、今のところトラブルなく仕事ができている。

人と関わるのが苦手なほうなので、かなりのストレス減だ。

プログラミングは、YouTubeやブログなんかで無料で学ぶことができるから、ちょっとでも興味があるならトライすべき。

学習ソフトの「ドットインストール」「Progate」をやれば、無料版でもプログラムの基礎は十分に学習できるし、有料版にしたとしても1000円のサブスクリプションで済むんだからやらない手はないよね。

HTMLとCSSからでも始める価値はありますよ。


まとめ


台湾の天才プログラマーは、ロジカルかつヒューマンに国を動かし、人類に希望と、抵抗と、調和をもたらした。

デジタルの力で直接的に人命を救えるなんて、僕も挑戦したくなるな。

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