GrabとWiFiで快適にTrip!シンガポールで一攫千金を狙え!
シンガポールでGrabを使わない人はいない?
シンガポールを拠点とする「Grab(グラブ)」は、東南アジア最大の配車アプリ。
Uberと同じ感覚で使うことができるということもあり、アメリカ、ヨーロッパ、日本からの旅行者にも評判がいい。
配車アプリは東南アジアにもUberが上陸していたが、Grabの勢いに押され2018年に事業売却するほど、急成長している企業だ。
2012年に起業され、2020年には16億ドルの売上高を達成している。
2019年の6割増しというから、コロナの影響などどこ吹く風だ。
2011年、マレーシア出身の「アンソニー・タン」は、ハーバード・ビジネススクール在学中にタクシー配車アプリを考案し、2014年にシンガポールに拠点を移す。
これがGrabの始まり。
同年ソフトバンクから2億5千万ドルの融資を受け、わずか3年で世界からも注目される企業へ成長している。
今やGrabは東南アジアを代表とするユニコーン企業と呼ばれるほど、知らない人はいない、必要不可欠な存在となった。
(ユニコーン企業=未上場だが企業評価額が10億ドル以上。Grabは60億ドル)
「マレーシアの交通事情の酷さをなんとか改善したい」
という思いから、配車だけでなく、フードデリバリー、電子決済サービス、保険商品に手を広げた。
そして、マレーシア、シンガポール、フィリピン、インドネシア、タイ、ベトナムでも事業を展開し、スーパーユニコーンの地位を確立させたのだ。
人々の生活をたった一つのアプリで便利に変えてしまう力は、「困っている人を助けたい」「過酷な状況を変えたい」「未来を創造したい」という強い思いから出てくるものなんだな。
それにしてもあのUberがお手上げするくらいだから、その手腕はお見事としかいいようがない。
資金調達がうまく、ソフトバンク以外にも、アメリカ、インドネシア、中国からの多額な資金追加にも成功している。
その額は、2015年3億5000万ドル、2016年7億5000万ドル、2017年25億ドル、2019年には45億ドルの資金を調達しているのだ。
そもそも起業時にも、自己資金に加えてハーバード・ビジネススクールからの資金援助を受けて設立しているから、よっぽどプレゼンテーションがうまいのだろう。
孫氏の前でのプレゼンテーションは、見ものだっただろうな。
Fintech(金融+テクノロジー)の分野にも着手し、電子マネーが浸透していない東南アジアの覇権を取ったことも大きい。
この先も増々伸びていく企業、あやかりたいものだ。
シンガポールはアジア最強のIR国家
シンガポールはマレーシアから1965年に独立した国家で、国名をシンガポールと名付けたのは、イギリス人の「トーマス・ラッフルズ」。
シンガポールを代表とするラッフルズ・ホテルは、彼の名前を冠としている。
シンガポールは世界有数のビジネス国としても有名で、ビジネス環境指標は世界第1位、国際競争力指標は世界第5位で日本の24位を遥かに上回る数値だ。
理由は、治安の安定、金融市場の安定、法人税の低さ、外国人雇用の容易さが挙げられるが、立地を利用したアジアのハブとしての位置付けが大きい。
あと、カジノの売上も大きいよね。
そういえば、日本のカジノは一体いつどこにできるのだろう?
カジノには、よくアメリカ映画で見るラスベガスで大儲け、みたいな一面だけじゃない。
ホテル、レストラン、リゾートをパッケージ化した統合リゾートとの絡みで大きな観光収入を得ることができる。
だから日本も乗り出したわけだ。(統合型リゾート=IR)
シンガポールでIRというと、マリーナ・ベイ・サンズホテルでは、ホテル内にカジノ、ショッピング、迫力のあるアトラクションショー、リゾートプールなど総合的に楽しむことができる。
ここに泊まれば何泊でも楽しめてしまうし、宿泊客はお金もどんどん落とす。
シンガポールはIRによって観光収入が2倍になったと言われているから、日本もお手本にするといいよね。
シンガポールは島でもWiFiが充実している!
気になるシンガポールのWiFi事情だけど、シンガポールは島内でもWiFiが繋がるし、4Gのスピードも速い!
電子マネーも普及していて、Grabアプリをインストールしておけば、PayPayみたいな感覚でレストランや交通機関の支払いもできる。
現地のキャリアは、Singtel、StarHub、M1の3大キャリアで、SIMを購入して使ってもいいけど、持っているスマホがSIMの周波数に合っていないと使えない。
なので、その辺りが良くわからないという人は、モバイルWiFiを用意するのが無難だね。
フリーWiFiのスポットが多いから、レンタルWiFiのプランも一番小容量でOKだと思うよ。
700円/日くらいで使い放題プランもあるけど、そこまで使わないでしょ。
モバイルWiFiのレンタル会社はいくつもあるけど、ほとんどが1日〇円だから、フリーWiFiが充実している国の場合は勿体無いんだよね。
1GB30日間で〇円、などの「容量ベース」の料金プランがあれば、そっちのほうが無駄がないからおすすめ。
最近はどこの国もWiFiを強化しているから、これからどんどん「使った分だけ課金する」スタイルになっていくんだろうな。
まとめ
シンガポールに行くならGrabをインストールしておけば、クレジットカード決済でスキミングの危機に怯えなくてもいいし、交通機関でも支払いがスムーズに完了する。
トラブル防止のためにも、信頼性のあるGrabを通して決済したほうが安全性も高いよ。
旅行は安全、スムーズが一番、だね。