ゆにっし ⌇ まだ終わらない一日（2/23）

「泥のように眠る」という表現があるけれど、わたしは今、"泥"になりつつある。

眠い、とにかく眠い。が、まだ仕事があるので眠ることは許されない。眠ることは罪である。

一日が長い。

あと一時間もしたら泥どころかアイスのように溶けて、そのへんの地面に同化してしまいそうだ。

でも一時間経っても終業時間にはならないので、かろうじて人間のかたちを保てるように気を張りつめる以外の選択肢は残されていない。

………と、つらつらと書いていたのは17時頃。

どうにかこうにか人間のかたちをしたまま生き延びることができた。

凍てつくような夜風に煽られながら帰路につく。