番外編~マリーナ・アブラモヴィッチとウライ。愛のパフォーマンス
みなさん、こんにちは。
ふだんは自分のことについて
書いていますが、
番外編では、絵やカルチャーなど
わたしが興味をもっていることについて、
書いてみたいと思います😊
では、さっそく
はじまります。
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みなさんは
マリーナ・アブラモヴィッチという方を
ご存知でしょうか?
過激なパフォーマンスアートで有名な
ユーゴスラビア生まれの女性の方です。
ウライという恋人と組んだ作品が好きです。
過激な中にも愛を感じます。
こちらは弓矢をグッと引っ張り続けるという作品。
もし、どちらかが手を放せば大変なことに…
こちらは、お互いの髪をくっつけて
長時間このままで過ごすという…
やっていること事態は
シンプルですが、
そんなことを本気でやってしまうのか!?
という新鮮さも大きいです。
2人のパフォーマンスはいつでも、命がけでした…。
そして、奇抜でありながら、
どこか人間の核の部分をついているような
気がします。
ただ、ただお互いに全力で
「あーー!!」
とひたすら言っている作品。
みていると、現実に起きていることの
向こう側?その先?を感じとれる瞬間が
あって…
それが多くの人たちを
魅了するのかな、と
個人的には思います。
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かつて、恋人同士として
一緒に作品をつくっていた
マリーナ・アブラモヴィッチとウライでしたが、
1989年にその関係を解消しています。
(…万里の長城の両端から
90日間2500km歩き、
中間地点で合流、恋人として別れを告げるという…
別れ方もすごい…)
けれど、それだけでは終わりませんでした…。
ふたりは、長い年月を経て
再開するのです。
それも、ほんのひとときだけ。。
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それは、2010年 MoMA美術館でのできごとでした。
わたしは、こんなに素晴らしいパフォーマンスを
いままでみたことがありません。
それは、マリーナ自身も知らなかった…。
マリーナは自分の向かいに
テーブルと1脚の椅子をおいて、
観客が誰でも、マリーナと見つめ合える
というパフォーマンスを行いました。
そのとき、マリーナの目の前に
なんとかつての恋人、
ウライが突然、姿を現したのです。
一瞬、信じられない…という顔をするマリーナ。
深く見つめ合うふたり。
そして、ふたりは、手をとりあいましたが、
それは1分ほどで、終わるのです。
鳥肌が立ちました。
よろしければ、ぜひご覧ください。。
2010年 MoMA美術館でのできごと。
わすが数分ほどの中で起きる、
時が止まる瞬間を。。
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