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【憲法】判例の事案から論点を導こう(下書き中)

(下書き中だけど公開)
旭川学テ事件

事案を親が、学テに~と考えている方が多く、事案を説明させると、あいまいな回答になる。

教職員が学校でテストを妨害して、公務執行妨害等で起訴された事件

教職員らが正当な行為だと主張した。学習テストを国が行うことが違憲だから…というような理由。学習する内容を決める権利は国にないから、このようなテストは違法だ!⇒そもそも学習権の内容はだれが決めるのか?国か?国民(親か?教師か?)という点から問題となった。

その中での判旨の説明がある

この判例の事案自体も抑えてほしいが、事案の中でどうして憲法上の権利の問題になったのか?を的確に説明できるようにしておくべき
⇒判例を使うには、前提となる事案から問題構造を把握して、同じ問題構造ということを問題文から見抜かなければいけない。

また、時代背景の理解もあるとより深みが出るし記憶しやすい
特に憲法は政治的・時代的な産物という側面もある。昭和30年代から50年代ころは安保闘争、学生運動、左翼ゲリラによるテロ等の過激派の運動も多かった(平成のオウム以降だとそういう事態は身近ではない。テロ等は海外の話と思いがち…実際首相暗殺も起きており、そうでもないと個人的には思うが)。そういう方々の行為が問題となって最高裁判例が形成されている側面もある。

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ともしび
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