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😀市販鎮痛剤ロキソニンS、5種類の違い知っていますか❗

 夏休みでいつもの病院やクリニックが休みとなっているこの時期、痛み止めロキソニン錠が必要な時があると思います。
 ロキソニン錠は、🥼薬剤師が居る薬局・ドラッグストアでないと購入出来ない「第一類医薬品」で、15歳以上の方が服用できる鎮痛剤です。
 さて、同じ名前のロキソニンテープは薬剤師不在でも購入できますが、内服薬(錠剤)での゛薬剤師が居る゛と制限があるのは妊婦への影響が懸念されるなどが理由としています。妊婦・授乳者の方は必ず薬剤師に相談して
下さい。

 このロキソニンSシリーズはなんと5種類あります。
これらの違いについて説明します

先ず、ロキソニンSの「S」の由来ですが、痛みに速く効く(Speedy)、
優れた鎮痛・解熱・抗炎症効果(Strong)、胃への負担が少ない(Safety)と言う3つの特長を表したものらしいです。
🟩各ロキンソニンの成分・特長
①ロキソニンS ➡ 配合成分は😣鎮痛成分のロキソプロフェンだけ
②ロキソニンSプラス ➡ ロキソプロフェン酸化マグネシウム(制酸剤:
胃への負担を軽減する成分)が配合され、早く溶ける工夫と錠剤の大きさ
が一番小さいのが特長。
③ロキソニンSクイック ➡ ロキソプロフェンメタケイ酸アルミン酸マグネシウム(制酸剤:胃への負担を軽減する成分)が配合され、早く溶ける工夫をしています。
④ロキソニンSプレミアム ➡ ロキソプロフェンメタケイ酸アルミン酸マグネシウム(制酸剤)アリルイソプロピルアセチル尿素(鎮静剤)無水カフェインが配合され、このアリルイソプロピルアセチル尿素・無水カフェインは鎮痛効果を高める目的があり、少し眠気も出てきます。このシリーズで唯一、「服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないでください」となっています。
⑤ロキソニンSプレミアムファイン ➡ ロキソプロフェン +シャクヤク乾燥エキス(子宮の過度な収縮を抑える)+ヘスペリジン(血行・冷えによる痛みを緩和)が配合されています。
 これは20~50歳の女性への調査で生理痛の経験は約70%、そのうち30%
の方は日常生活に支障を来すほどつらいと感じる時があり生理痛(腹痛・
腰痛・頭痛)への対処として市販解熱鎮痛薬を服用する方が約60%いると
されています。そうした生理痛対策の処方として開発されたようです。
 🟦効果発現時間
 服用する際に、少量の水で服用すると薬が食道でとどまってしまい、食道に潰瘍を引き起こすことがあります。コップ一杯程度の🥛水(180mL)で
服用すると、胃の中で薬を溶かしやすくなり、早く効果も出やすくなります。ロキソニンの効果は、個人差はありますが、服用15分後で効き始める人が20%で、半数以上の方は30分程度で効果が出てくるようです
 🟨製品の価格
①ロキソニンS 12錠 ➡ 713円 (税込)
②ロキソニンSプラス 12錠 ➡ 768円 (税込)
③ロキソニンSクイック12錠 ➡ 878円(税込)  
④ロキソニンSプレミアム12錠 ➡ 768円(税込)
⑤ロキソニンSプレミアムファイン12錠 ➡ 768円(税込)

⭕病院やクリニックでロキソニン錠が処方されている方は、重複して服用しないで下さい。


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