薬や日数は同じなのに、どうして薬局により支払いが違うの?
薬局での支払いには、゛薬そのものの費用+薬局・薬剤師に係る費用゛
からなり、調剤報酬と言います。内訳は、診療報酬明細書に書かれており、1点=10円になります。
薬そのものの費用は、゛薬剤料゛として価格は薬価で決められています。薬局・薬剤師に係る費用には、①調剤技術料、②薬学管理料があります。
薬の種類や日数が増えれば支払いは高くなります。
①調剤技術料は、「量」に当たります。つまり処方せんが多い・混んでいる薬局やクリニックの敷地内にある薬局は、安く定められています。
②薬学管理料は「質」に当たります。薬剤師は患者さんの飲んでいる薬を
記録しています。薬の説明が丁寧? ジェネリック医薬品を採用している?
地域医療に協力している? かかりつけ薬剤師? などの要件があり、要件を満たした薬局は、比較的高くなります。
゛とりあえず薬を速い、安くしたい゛と、回転が速い薬局に行ったら、混んでいて、かえって遅くなったなどもあります。
薬局・薬剤師には、自分の健康を任せる事になります。しっかり対応してくれる薬局なのか、支払いに見合った事をしてくれる薬局なのか等を考えて、自分に合った薬局を見つけて下さい。