同じ成分でも医療用と市販薬💊で、服用可能な年齢が違う事があります❗

　「胃痛・もたれなどの胃の不快な症状」で、とりあえず市販薬の胃腸薬を飲もうかという方もいると思います。
　ドラッグストアで「ガスター」や「アシノン」の商品名を見たら、以前
受診した時と同じ成分だからと購入。よくあるケースです。
ここで注意したいのは、医療用の薬と市販用の薬、同じ成分でも、服用可能な年齢が違う事があります😮

🔶例えば、アシノン錠（有効成分ニザチジン：ゼリア新薬）やガスター錠（有効成分ファモチジン：第一三共）は、医療用では、成人（15歳以上）となっています。しかし、市販薬のアシノンZ錠では「15歳以上」と同じですが、ガスター10錠では「15歳以上～80歳未満」と「80歳以上」の方は服用できません。

🔷また、医療用では多くは、医師の診察後に処方されることから ゛1回7日～14日分゛ ですが、市販用は「3日間服用しても症状改善がみられなければ服用中止、2週間を超えて続けて服用しないで下さい」と書かれています。
　単純に成分が同じだから安心ではありません。特に15歳前後或いは80歳前後の方は注意して下さい。医療用と市販の医薬品との違いを把握しておく
必要があります🤔
　今回紹介した2種類は、何れも薬剤師さんの居る店舗・時間にしか購入できない「第1類医薬品」です。
不安や疑問があったら、問い合わせして下さい❗　
上記の様に市販薬は短期間、その後はきちんと受診するのが大切です。

　🔖因みに、幼児は「1歳以上～7歳未満」、小児は「7歳以上～15歳未満」、成人は「15歳以上」、高齢者は「65歳以上」となります。