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魚を獲って寿司屋を経営する ゲーム「DAVE THE DAVER」をやると、人生の楽しみ方を悟る。

常々書きたいと思っていた「DAVE THE DAVER」というゲームにのめり込んで気づいたレポートについて書いてみようと思う。
このゲームは主人公デイヴが、昼間に海で魚を捕り、捕まえた魚を夜に寿司屋で売るゲームだ。


ゲームの面白さ


始めに、これからゲームをやり始める人のためにも言っておきたい。このゲームは面白い。
これから途中で飽きてしまった理由を何回か伝えていくことになるが、それでも、私はこのゲームは面白いと思う。

まず、魚を捕るのが楽しい。
見たことのない魚を捕ったり、大物を狙ったりするのが単純に面白い。

次に、お寿司を出すのが楽しい。
どんな寿司メニューを提供しようかと考えることもそうだが、お茶を入れたり寿司を運んだりするのが面白かった。お客さんは集客しなくても勝手に入ってきてくれるので、始めはバイトすらいないから自分一人で大忙しになるのも楽しめた。

次第に新鮮味がなくなって、面倒くさくなってきたが、スタッフを雇えるようになってから、どんな能力のあるスタッフを雇い、誰をどこに配置させるのかを考えるのが楽しくて、また面白くなった。

最後に、実はこんな学びもある

・利益をあげる方法を学ぶ機会になる(経営力)


→単価の低いものを一人で数多く売っていくのは、タイパもコスパも悪いとわかる。始めは簡単な装備で捕れる魚を多く売っていくことから始まるが、次第に槍や銃、酸素ボンベ等の装備をグレードアップし、できるだけ単価の高い魚を捕まえて売っていくで利益を伸ばしていく方が良いと気づく。
寿司屋を開店する前に、どの魚を使った寿司を提供するか、そのメニューを考えるので、単価の高い魚は何か、どの程度の量なら売れ残りが防げるのかを考えてメニューを決めるのも重要だ。
さらに、客が大勢来るのならば、一人で売るよりもスタッフを雇って売るほうがチャンスロスを防ぎ、売上が上がる可能性が高い。
スタッフを雇えば限られた営業時間内に提供できるお寿司は増えるが、人件費は支払わなければならないので、教育して能力を高め、適材適所の人員配置を行うのが必要なことも気づく。

・魚を捕るためにどんな順序でお金を使えばよいのか考える。(初期投資について考える)


→装備をアップグレードしていく際、始めは資金を貯めるのもやっとなので、優先順位を付けて行く必要がある。装備には魚を捕獲するための銃(捕獲する際の弾数や威力が変わる)、ダイビングスーツ(潜れる深さが変わる)、空気タンク(海の中に入れる時間が変わる)、積載箱(地上に持ってこれる魚の量が変わる)、ドローン(積載量や海の中で酸素切れによる捕獲数ゼロを心配することなく魚を持ち帰れる)がある。空気タンクだけ一気にアップグレードすると魚を捕れるチャンスは増えるが、積載量が少ないと持ち帰れる魚が少ない。また、大物がいればショボい銃では太刀打ちできないこともある。

・季節の行事に合わせて仕入れを変える(業務内容の優先順位付け)


マグロパーティーのような、1日限定のイベントが時々舞い込んでくる。その日はお客さんたちがみんなマグロを注文するので、大金を稼ぐチャンスになる。チャンスを活かすために、できるだけマグロを仕入れる等、仕事の優先順位を考える機会になる。

・ストーリー
半年くらい前にハマっていたので忘れてきてしまってるが、魚人族が出てきたり、いろいろあった。(笑)
この先どうなるのか気になるから先へ進みたくなる。ちょっとしたミニゲームなども楽しめるのも良かった。

・ミッション(課題解決能力)


次々にさまざまなミッションが課される。タカアシガニを狩れ。〇〇に会おう。など…
ふつうに利益をあげるだけだと次第につまらなくなってしまうところを、さまざまなミッションを達成していくことで、利益をあげることとは別の面白さを感じられる。

途中で飽きてしまった理由
実はこんなに良いゲームでも、飽きてしまった時期があった。
かなり前なので実はあまり覚えていないのだが、
自分の装備が貧しく、大敵にすぐにやられてしまって、「全然楽しくない!」と思ったからだったと思う。

ゲームの中で、ロード中に攻略のヒントが出てくる。寿司を売って所持金を増やすことができたら、装備をグレードアップさせることで大敵にも戦える程に強くなったり、酸素の持ちが長くなって長期戦に持ち込んだりすることができたのだが、ヒントを見ていたようで見ていなかったみたいだ。

これは普段から私がよくやってしまうことでもあるが、目は画面を向いていたのに、注目していなくて見過ごしてしまうのだ。
または、せっかく注目してヒントが分かっていたのに、すっかり忘れてしまうことがある。ヒントに注目し「あ、そうか、〇〇の装備をアップグレードすればいいんだな!」と気づいたのに、一度海に潜ると、魚を捕まえることに夢中になって、夜の寿司屋の仕事が終われば、翌朝に装備をアップグレードするのをすっかり忘れてしまうのだ。

こうやって、飽きてしまった理由を言語化してみると、ただ、私の失敗談を暴露しているだけなのではないかと思い始めた。

ゲームが再燃した理由
ちょっと面白くなってきたから。
youtuberのハヤトがDAVE THE DIVERの実況をしていた。それで、なんだか面白そうだなと思うようになったから。
攻略法全部を知りたいのではなくて、でも全く敵わないのも難しすぎてつまらない。
これは勉強と一緒だよねと思う。

終盤になんだかつまらなくなってしまった理由
実はこの後、またつまらなくなってしまった期間があった。たぶんまた、新鮮味がなくなってきたからだと思う。でも、飽きたりハマったりするのが自然だよね。

このゲームをやってよかったこと


・自分がなぜ飽きるのかがわかった


→極端に難し過ぎて出す術がないか、空気タンクや装備のレベルアップによって、以前は強い敵と戦うために、どっこいどっこいのギリギリ勝負をしていたのに、装備のレベルアップや戦い方に慣れたせいで、楽勝で倒すことができるようになってしまった

・大きなリスクを取れない自分に気づいた


→サメみたいな強い敵に向かっていくときに、自分の捕まえた獲物を逃してでも戦ってみようと思うけど、戦う場面になると尻込みしてしまう。
何かに挑戦するときはいつも何らかのリスクと隣り合わせなので、必要なときはリスクを取ること、どのようにとるのかを学ぶとよい。

お金について詳しく、120万部以上の売上をあげた書籍も出版されている、両学長の動画にもリスクを取るのか取らないのかの2択ではなくて、必要なリスクをどのように取るのかが重要だと言っていたのを思い出した。


・完璧なタイミングを待っていると、つまらなくなる

→これは最後に述べる、一番言いたいことと同じなのだが、お金や装備が整ってしまうと、これまで楽しかった大敵との戦いや、いかに寿司屋で利益をあげるのか等のこれまでの小さな障壁をいとも簡単に乗り越えられてしまうので、全然おもしろくなくなってしまう。
物事は、やはり自分が「おもしろそう!」とか「やりたい!」と思っているときにやるのが一番よいと同時に、そのやり方も重要なんだという話

・全体や全部がわかってから選びたいが、全体がわかったときにはもうつまらなくなってる


→例えば、どんな銃がありどれが有用なのか知りたいとか、海全体を探索して全体の地形がわかってから奥に潜っていきたいとか思ってしまう。
でも、銃の全部の種類がわかってしまうと、これが一番いいなとわかって、武器開発によって新しい銃が出てくる楽しみがなくなってしまう。
アップグレードされたときに、「お!これめっちゃいいじゃん!よし、使ってみよ〜」と言って使うとすごく楽しめる。

・仕事のスタンスを知れる


ミッションが出てくると、ちゃんとミッションを遂行しなければならないという義務感によって、楽しめなくなるときがあるが、かといって、ミッションがなければつまらなくなってしまう。
要は、やってもいいしやらなくてもいい、これはゲームなのだという認識を持てるかどうかが重要で、ミッションに対する自分のスタンスをどう持つのかを考えてみるとよいと気づいた。
これは、仕事のスタンスにも共通するものがあると思う。

DAVE THE DIVERをやると、以上のようなことを知れる可能性があるのではないかと思う。可能性、という言葉が付いている理由は、学びというのは意図して得るものではなくて、結果として得られるものなので、万人に共通して同じ学びが必ず得られるなんて保証は全くないからだ。


ゲームレポートのすすめ



もしも子どもがゲームをやりたいと言ったら、私はどんどんやっていいよと言うだろう。ただ、私なら子どものやるゲームを一緒にやってみて、勝手に子どもの癖や性格を分析したレポートを作っておくかもしれない。(笑)
→これ、#ゲームレポートってので発信していきたいし、他の人とシェアできたら嬉しい。

いつか、その子が進路選択に迷って、ちょっと相談させてほしいみたいなことを言って来たら、匿名で子どものスマホに分析レポートを送りつける。(笑)これ、かなりやってみたいことかもしれない。なんか面白そう!うちの子にやってみて欲しい!なんて人が万が一いたらコメントへ(笑)

そういえば私は、昔から、子どもをターゲットにして、その子の特性を考えるのが趣味だったし、仕事にもしていた。さらに、その子が何を学んでいるのか?について考えるのも好きで、自分についてもそうだけど、勝手に子どもの分析みたいなこともしていたなと思い出した。

話を少し戻す。
さっきのゲームレポートの続きだが、もしも、中学生の子どもがゲームにのめり込んだら、のめり込んだゲームのレポートを書かせるかもしれない。(笑)
そのゲームをやってみて気づいたことについて、どんな小さなことで役に立たないことでもいいからレポートを書いて、私に提出せよ、というミッションを。
ゲームをやっているときは具体的な思考をしているので、ゲームが終わってレポートを書くときには抽象的に考えることになり、気づいた具体的な内容は、本人の今後に使えるものでもあるだろうから、結構よさそうなミッションではないかと思う。

少なくとも、毎年出される学校の宿題をやるくらいなら(宿題が悪いわけではない)、ゲームでもなんでも、とにかく自分が夢中になったことについてのレポート(気づき)を書く方が十二分によい宿題ではないかと思う。
さらに現代に合わせるとしたら、その成果物の形式は問わないとなおよい。絵にしたいときもあるし、動画にしたいときもある。歌にしたいときもあるし、空想物語りにしたいときだって。
ただ、言語化すると、具体的に整理される効果があると思っているので、言葉にしてもいいかもなというときは、絵や映像+ちょっと言葉にしてみるのはおすすめしたい。
まあ、私自身が無理強いされるのは嫌いなタイプなので、本人が嫌だと言ったらそこまでだが。(笑)

さて、ほんとのまとめに入る。(さっきはフェイクになってしまった。結果的に。w)

(おまけ)

自分のやってるゲームをしてるyoutuberと、ゲームの面白がり方を比べてみること
→最近はきっと、youtuberがやっていたゲームが面白そうだから、自分もやってみる、という順序で新しいゲームをすることが多いんじゃないかと思う。
他の人がどうかわからないが、私は自分でゲームをし始めるとyoutuberのやってるゲームの方には一時的に全く興味がなくなってしまう。だから、そこに少しだけプラスして、自分がゲームを進めながら、youtuberのゲームの進め方も見てみるというのはありかもしれない。提案してみたものの、私のやり方がちょっとおかしいのではないかとも思うので、おすすめできるものなのか怪しい。(笑)
ただ、ゲームとyoutubeとの相乗効果として、自分とは違う別の楽しみ方や面白がり方を知れるいい機会だと思う。

最後に
この記事は2024年の夏休み前に書いたのだが、今はすでに秋を通り越して冬になっている。
ゼルダとフォトナ(フォトナレゴ)のゲームレポートも、もしもやってみて自分がハマったら書いてみようと思っていたが、全然ハマらず、代わりにシュミレーションゲームにハマった。

このゲームにハマった一番の学び

は、お金や装備など必要なものの準備が整ってしまうと、全然おもしろくないんだということ。
お金が貯まって、装備が整ってしまうと、大敵だったはずの相手が簡単に倒せてしまうから面白くないし、空気タンクを気にせず海の中を動き回れるので海の中の世界もわかってしまう。あまり頭を使わなくても利益があがるから面白くないなと。
ゲームによるこのような学びは、今の私の人生で、まだお金や装備の整っていない今の挑戦を、この過程が面白いので、存分に味わっておこうと思うようになっている。
これまでは、いかに失敗しないでうまくやれるかを考えたり、目標を設定して達成していく喜びを重視したりしてきたように思う。でも、それって、もちろん限定的にゲームのようにお試しでやれるなら楽しいけど、人生の中でやってしまうとかなり面白みを減らしてしまってるように思う。
このような話は自己啓発本なんかでも聞いたことがあるかもしれない。でも、ゲームで擬似的にでも実感するのと、ただ誰かが言ってる言葉として知ってるのとでは大きく違う。もちろん、実体験でもよいが、下手したら深手を負ってしまう場合もあるから、数千円のゲームで実感できるのはかなりコスパもタイプもいいといえる。まあ、結果的にだけどね。(笑)

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現代キッズも夢中になってる型づくり

とまあ、こんなふうに、ゲームを実際にやってみるとめっちゃ学べることあるんだよねなんてのを実感しながらも、ゲーム大好きな現代キッズたちにものづくりの楽しさも教えてる。教えるというか、シェアしてる感じだけどね。


型作りにハマって、これまで100種類以上のキャラ型づくりをしてきた結果、クリスマスにはこんなイベントもできました!

https://www.instagram.com/reel/DEM9T0PSB5L/?igsh=c25uYjcwczczdG9s

なんかめっちゃ楽しそう!そういうの、ワタシ・ボクも参加したい!って人いたら
まだまだこれからイベントやっていくんで、
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最後まで読んでくれてありがとう!

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