いちごのタルト
小さなタルト型を買ったので、いちごのタルトに挑戦。これで2回目。
1回目はバレンタインにチョコレートを使った簡単なタルトを作った。焼き過ぎた結果か生地が縮んでしまい、もっとうまくなりたいと思っていた。
作ろうと思ったのは業務スーパーで買ってきたカスタードプリン。牛乳パックと同じ型に入っているメディアでも度々紹介されているシリーズだ。
1人暮らしで食べきれるかの心配より、食べてしまった後に太るじゃん、という健康とか体重とかそっちの心配の方が強かったので買ったことがなかった。どうせ食べれる。だってスイーツだし。
1人分を食べてみて、既製品の美味しいプリンだ!!と喜び、気づいたら3人分くらいが消えていた。とっても不思議。
ふと、側面に書いてあったレシピに”カスタードクリーム‟の文字を見つけて、それならタルトとかクリームパンが作れるなあと考えついたのだ。
カスタードにあうタルトで真っ先に思いついたのが「いちごのタルト」だった。サクサクのタルト生地にあまいカスタードクリーム。その上には綺麗に並んだ甘酸っぱいいちごたち。
想像しただけで美味しそう。とりあえず食べたい。
そんなことを思いつつ、でもいちごを含めフルーツ高いしなぁと大学生一人暮らしにはちょっと手が伸びない。
どうしようかと考えて数日が経った。
気づいたら牛乳パックの中のプリンは1人分しか残っていない。そして結構場所をとる。邪魔。
もういいや、作ろう。
と決めて作ってみたのが写真のそれ。
ナパージュなんて概念はお菓子作り初心者兼ずぼら大学生副代表の辞書にはない。どうせ食べるのは私だけだ。
12cmの小さなタルト型は一人分にはちょっと贅沢なサイズ感。大きなものだと1週間では食べきれなくて飽きてくるし、タルトレットくらい小さいと逆に1日でパクパク食べてしまいそう。健康的によろしくない。多分。
いちごは甘さより酸味が目立つ品種を使う。カスタードクリームがプリンだったこともあって、だいぶ甘い。生地が甘さ控えめとはいえ、カスタードクリームの存在が結構大きくなりそうだったのでちょっと酸味が強めのを選んだ。
一口食べてみると大正解。ちょうどいい甘さに大変身。これをゆっくりコーヒーと飲みたいな。できれば個人的に大好きな浅煎りのコーヒーと一緒に。
しかし、時間は夜の11時。バイト終わりでセルフホワイトデーとして食べているので、カフェインで眠れなくなるのは避けたい。
しかも今家にあるのは浅煎りとは真逆の深煎りコーヒー。合わなくはないだろうけれど、浅煎りか中煎りくらいが合いそうな甘さである。こうして文字に起こすと浅煎りが飲みたくなってきた。買いに行きたいかもしれない。
全部食べ切ることはなく、4分の1が減ったタルト型を冷蔵庫にしまう。残りはゆっくり食べていこうと思う。ちょっと食べるくらいがちょうどいい。
今日はそんな1日でした。
フィナンシェとマドレーヌに続き、タルトも修行が始まりそう。いつかお菓子の中でも一番好きなタルトタタンも自分で作れるようになりたいな。
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