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『2024.11.15▶︎▶︎▶︎コムローイに行ってくる。』

「ロイクラトン」

日本では「コムローイ」の呼び名が主流。
これが見たくてチェンマイに来た。
いや、もはやこれが見たくて世界一周を始めた。

宿で朝ごはん食べる。
朝ごはん付きの宿は久しぶりなのでシンプルでも嬉しい。

溜め込んだ洗濯物を片付ける。
コインランドリーで洗った後、部屋に帰って干す。
生活感と達成感あふれるお部屋になりました。
百均の物干しロープが大活躍、出る時忘れないようにしないと。
フィンランドで忘れた前科があるからね。

お昼ご飯は宿の近くのここにしてみた。
私たちが座った後から長蛇の列。
おばちゃん1人で切り盛りしててプチパニック状態。

今日も今日とて。
家庭的な味で美味しい。
毎日パッタイ食べてたらお店ごとの味の違いがわかってくる、ここはかなり好きな味。

▶︎▶︎58 シンハラート

部屋にちび太が遊びに来た。
ちび太の本名、聞いたんだけど忘れちゃった。



今日は、ドンちゃん家族に会いに行く。
ドンちゃん姉にホテルに迎えに来てもらった。
片道10分の距離が大渋滞により1時間30分になったのはご愛嬌?
ドンちゃん姉の軽快なトークにより車内の熱気は高まる。
夕飯に向けて準備は整った…!


ドンちゃん家族が4時間かけて作ってくれたご馳走がずらり。
漂うガーリックの香りがたまらん。

・お魚のガーリックフライ
・レッドカレー
・炒め物
・野菜と骨付き豚肉の煮物

毎日タイ料理は食べてても、タイの家庭料理を食べれる機会はないのでとっても嬉しい!

ご飯はどれも美味しくて、お米が進む。
2杯もおかわりしちゃった。
タイでは友達とか近所の人とか、ご飯に招待する文化があるらしい。

ドンちゃん家族もいとこや叔父叔母とみんな一緒にご飯を食べる。
大人数で賑やかな食卓、それだけでもっとご飯が美味しく感じる。

日本の、特に都心部で希薄になっちゃった人との繋がりが色濃く残っててほっこりした。

デザートのココナッツミルクに白玉みたいなのが入ったこれ、すんごい美味しい。
砂糖は入れず、材料は

・もち粉(?)
・ココナッツ果肉
・ココナッツミルク

だけのシンプルな作り。
お団子の色も植物からの煮汁で着色してるらしい。
丁寧に作ってくれた姿が浮かんで、なお美味しい。

タイの郷土料理だけど、お店ではもうほとんど食べれない。
作るのに手間暇かかるんだろな。

腕を振るってこんなに美味しい郷土料理を作ってくれたドンちゃん家族に感謝!
めっちゃアロ〜イ、コップンカ〜。

18:00 出発。

3個100バーツでランタンを買って、火をつける。
中の空気があったまって、十分にランタンが膨らんで浮かび上がってくるまでになったら、そっと手を離す。
ゆらゆら、上に、左に、右に。
ゆらめきながらたくさんのランタンが夜空を漂ってった。
綺麗。
感動。


初めてのコムローイは、想像してたより賑やかだった。
パレードとか花火とか、屋台もたくさん並んでてすごい活気だ。
タイの人はランタンで1年分の嫌なことを空に飛ばして、川にはお花でできた灯籠を放って、水の神様に感謝を伝える。


このお祭りは、美しい反面危険もある。
毎年火事とか事故もたくさん起こってるらしい。
飛行機も、このお祭りに合わせて運行を止めてる。

「数年後には、この文化はきっと無くなってる。君たちはラッキーだ。」ってドンちゃんが言ってた。
外国人向けのツアーで、一部の場所でランタンは上がり続けるのだろうけど、これは文化じゃない、とも。

現代の人々の生活と、お祭りと、共存させるのは難しいのかもなぁ。

小さな村でもいいから、神様に感謝を伝えるこの伝統が、これからも続きますように。


▶︎▶︎▶︎つづく

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