倍速視聴の世の中で、ライブ配信をリアルタイムで見る人はどれくらいいるの?
ゲーム実況とか怖い話みたいな尺の長い動画がわりと好きなのだけれど、いつも1.5倍から2倍にして視聴している。
倍速視聴に慣れていると通常の速度の動画が遅くて耐えられないのもあるし、二時間まるまる時間を使うことがもったいないと思ってしまうからだ。
たまにトークが面白そうな人の配信はライブをリアルタイムで観てコメントしたりするけれど、毎回ではないし。
けれど、どうやらライブ配信のリアルタイムをより売りにしたサービスってのがこれから大きくなっていきそうらしい。
上記の記事で紹介されている「fingger」というライブゲーミングサービスは、複数の視聴者が多数決という形でゲームの展開に関われるスタイルとのことだ。まさにリアルタイム視聴だからこその楽しみ方である。
「こういうのが出てきているってことは、リアルタイム視聴層がどんどん増えていくってこと?」
記事を読んで驚いた。youtubeのライブ配信動画観てても思うけれど、リアルタイムで視聴する層ってどれだけチャンネル登録者が多いyoutuberだったとしてもかなり少ないイメージだったからだ。
どちらかというと、そういった長い尺の動画を切り抜いたり見所だけまとめたりした動画の方が伸びているし、そういう切り抜き系のためにライブ配信ってやっているものだと思っていた。
この「fingger」というサービスはyoutubeからの視聴者の流入を狙っているらしく、画面構成や機能などはほぼyoutubeといった感じだった。
面白くて新しいサービスだと思ったけれど、逆にyoutubeがこのシステム取り入れてしまったらサービスとして流行る前に終わるんじゃないか…という一抹の不安を感じてしまう。
「youtubeが取り入れたら」なんて心配はナンセンスだとは思うけれど(だってそんなことを言ったら動画市場は永遠にyoutubeの一強になってしまうし。SNS市場にてLINEとかTwitterとかインスタとかが共存しているように、動画市場も価値提供か機能における差別化でうまいことyoutubeが手を出さなそうなところを作っていけると信じている)。
こういった新しいチャレンジは見ていてわくわくするし刺激をもらえるからなんとか頑張ってほしいなとも思う。私も何かチャレンジしたいな。なんて、いつも口だけになってしまうけれど…。