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再発した

これから書くことはまとまりもなく、私の頭の中を整理するためだけに書く。落ち着きたくて書く。

今年の6月中旬にピルの服用をやめてから(なぜやめたのかは後述する)生理が戻ってこないのでついに婦人科を受診した。
子宮頸がん検診で引っかかってからお世話になってる病院でとてもいい先生なのだけど、留学に行くのを応援されてたからなんとなく行くのが気まずかった。でも自分の身体のことだし、今行かなかったら将来に影響するかもしれないという身近な人からのアドバイスもあって行ってきた。

そうしたら、不確定ではあるけどここ数ヶ月であったいろんなことが線で繋がっていくような体験をした。

結果としてまず、右の卵巣に腫瘍が再発していた。
以前も書いた通り、私は高校一年生の時にも卵巣の手術をしている。とはいえ、まさか再発すると思っていなかったので、かなりショックを受けた。またあの経験をもう一度するのかと。

しかし、これは生理不順の直接の原因ではなかった。今日のところは血液検査をして来週の結果を待つように、とのことだったので原因が決まったわけではなく、血液検査の結果を見て絞り込んでいく。

でも、大きな発見があった。左の卵巣をエコーで確認してもらったところ、私は多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の可能性が高かった。そしてこれには甲状腺が関係していることもあるらしい。

また過去を振り返ると、私は18歳の時に甲状腺を指摘されたことがある。専門の病院にかかり、それほどの異常は認められないと言われたため、今日に至るまで関連があるとは思っていなかった。

PCOS女性では、月経異常や性ホルモン分泌異常に加えて、うつや不安、自尊感情の低下など深刻な心理症状も高い頻度で発症することが報告されている。

https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-26350877/#:~:text=多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は、排卵障害,が報告されている%E3%80%82

ここで私は一つの結論に至った。6.7月に現れたあのメンタルの不調や諸症状は、もしかしたらPCOSによるものだったのではないかと。もしくは、甲状腺の異常によるものだったのではないかと。

ピルをやめたのも、2ヶ月くらいに渡った体調不良のせいだった。ピルをやめることで手の震えや動悸、メンタルの不調も落ち着くのではないかという考えだった。

時期尚早であることはわかる。
でも、今日婦人科に行って先生とお話ししたことで、「あの時期に起こったことは、私自身のせいではなかったのかも。私はおかしくなっていたのではなくて、私の体の中で起こった何かのせいだったかもしれない。」と思うことができた。

まだ何も終わっていない。それどころか、薬を飲んでまた病院に行っての繰り返しになる。だけど、これまでの大変だった期間を消化する、もしくは再解釈する機会になる気がした。

なんとか落ち着いた気がする。帰ってきて、ミスドのエビグラタンパイを食べて、進撃の巨人を見たからかもしれない。

あとは、自戒、かつこれから大人になっていく女の子に絶対伝えたいことを書いておく。何があってもオンラインでピルを処方してもらうのはやめよう。
アフターピルを使わなければいけないほどの緊急性の高い状況であったとしても、なるべく、対面で、直接話ができる、信頼できる病院や先生のもとに行こう。

私はすごく後悔した。卵巣腫瘍も多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)も、ピルが直接の原因ではないと言われたけど、ピルを始める前に受診していたら今とは違っていたかもしれない。

私は将来妊娠できる可能性がなくなったわけではなく、卵巣腫瘍も今はそれほどリスクが高い状態ではない。だけど、時期が違えば、もっと病院に行くのが遅かったら、取り返しのつかない事態になっていたかもしれない。

ピルを始めた時点で取り返しのつかないことをしている。体の中枢であるホルモンを操作しているからだ。しかし、ピルを飲むのは全く悪いことではない。だからこそ、始める前に相談しに行くべきだ。自分の身体は自分しか守れない。

また何かあったら書き足すと思う。はあ、大変だなあ。



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