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【合格!】社会人がゼロから一ヶ月でメディカルハーブ検定に挑戦してみた(一ヶ月チャレンジ⑤)

こんにちは。Light the Unightのじみーです。

第5回一ヶ月チャレンジは、じみーが何年も前から「やってみたい」と思っていたのに、なかなか手を出せないままでいた、ハーブ&スパイスの勉強!!

そしてチャレンジの最終成果物としては、日本メディカルハーブ協会の提供している、メディカルハーブ検定とハーブ&ライフ検定に挑戦しました。

受験したのは、2021年3月7日。4月の頭には、両方の試験について、無事合格証書を受け取ることができました!!

今回の記事では、じみーが一ヶ月間、どのような勉強をしていたのかと、受験当日(今回はコロナの影響で、イレギュラーなオンライン受験でした)の様子についてを中心に書いてみようと思います。

メディカルハーブ検定とハーブ&ライフ検定について

メディカルハーブ検定とハーブ&ライフ検定は、日本メディカルハーブ協会の提供している試験です。それぞれ公式テキストが一冊ずつあり、試験は全てこのテキストの中から出題されます。

試験はどちらもマーク式で、同じ日の午前・午後に実施されるので、同時に受験することもできます(今回じみーは両方とも受験しました)。

では、これらの試験にはどのような違いがあるのでしょうか。以下は、それぞれの試験に関する、公式ホームページの説明文です。

メディカルハーブ検定

”もっとも日常的に使われる定番の15種類のハーブを中心に、その効果、安全性、有用性などの基礎を身につけます。ハーブを使った健康管理ができるようになるための検定です。”

ハーブ&ライフ検定

”身近で手に入りやすいハーブとスパイス56種類の基本知識を学びます。リビングやバスルームなどの暮らしの中で役立て方、ハーブ・スパイスを使った料理のレシピ、育て方を学ぶ検定です。”

これだけを見ると、ハーブ&ライフ検定はたくさん覚えることがあって難しそう!と思うかもしれませんが、実はそうではありません。

ハーブ&ライフ検定は、「暮らしの中での役立て方」を学ぶことが目的なので、問われる知識も浅く広く、といった感じで、料理や園芸に興味がある人なら既に知っていることも多いと思います。

これに対してメディカルハーブ検定はまさに「メディカル」な知識を身につけるものですので、基本的なハーブの、ごく初歩的な知識とは言っても、初めて見る単語や概念も多いですし、試験でもかなり細かいことまで聞かれます

例えば、誰でも知っているハーブのミントは、どちらの試験の範囲にも入っていますが、ハーブ&ライフ検定の教科書の説明では、お菓子の香りづけやドリンク、歯磨き粉などに使われることなどが書かれていますが、メディカルハーブ検定の教科書では、メントールの香りが眠気に効くこと、食欲不振や消化不良、過敏性腸症候群などに用いられること等が記載されています。

また、ハーブの作用や適応はどちらの試験でも一応問われますが、ハーブ&ライフ検定の教科書でミントの作用は「リフレッシュ」「腸内のガスを排出する」などと比較的平易な言葉で説明されているのに対し、メディカルハーブ検定では「賦活のち鎮静」「鎮痙」とのみ書かれています。

さらに、メディカルハーブ検定で出題されるハーブは、普段聞かないものが多いと思います。じみーの場合だと、初めから馴染みがあったのはミントと、カモミール、あとは花としてのダンデライオン(タンポポ)くらいでした。

これに対して、ハーブ&ライフ検定の方は、ガーリックやジンジャー、ペッパーなど、「え、そんなのも含まれるの」というもの、オレガノにシナモン、セージにタイムにバジルと、「台所でいつも使ってます」というもの、ビワやユズなど「ハーブって言うより、果物じゃね?」というものなど、料理なんてしないよ、という人でも聞いたことはありそうなハーブやスパイスが半分以上を占めています

要するに、両方受験するなら、まずはメディカルハーブ検定対策をするべし

メディカルハーブ検定とハーブ&ライフ検定受験までの一ヶ月

じみーが検定のために準備を始めたのは、2月の頭頃。検定までちょうど一ヶ月、というくらいの時期でした。

受験の準備として最初にやったのは、もちろん、検定に申し込むこと笑

やっぱり申し込みをしないと、なかなかモチベーションが上がらなくて、「まあ、次回でいいか」となるのが目に見えていたので、まずは逃げ場を無くしました。

それからテキスト2冊を揃えて、手元に置きます。

これで最初の準備は完了。

最初の2週間は、検定のテキストを暇な時にパラパラめくって、読むというよりは眺めるだけにして、「へえ、こんなハーブ聞いたこともないや」とか、「へえ、このハーブって、こんな使い方もするのか!」とか言いながら、なんとなくテキストの中身を「初めまして」から「あっ、見たことあるな」にしていく作業に費やしました

ちなみに、「見たことあるな」というのは、書いてある内容じゃなくて、「このページ見たことある」ってことね笑

検定テキストは、試験の公式テキストという意地悪そうな名前とは裏腹に、写真やイラストが多く、とても読みやすくできています。各ページも、色々な特徴があるので、「顔見知り」になりやすい。

じみーは本業の方が結構忙しいこともあるので、お勉強はのんびりなのです。無理しない、無理しない。

でも、せっかくハーブやスパイスの勉強をしているのに、テキストでだけ勉強してもつまらない。それに、仮に試験に通っても、知識を全然使えないんじゃ全く意味がない

そこで、2週間くらい経って、テキストを開くことに抵抗がなくなってきた頃に、ハーブの紹介の章を1ページずつ見ながら、自分が全然知らないハーブ、効用とかにあまり馴染みがないハーブなどに印をつけて、カリス成城というオンラインショップでまとめて購入しました。

といっても、ハーブって意外とお高いですし、あんまりたくさん買っても使いきれないので、特に知らないもの10種類くらいですけど。じみーの場合は、特にメディカルハーブ検定で出題されるハーブに馴染みがなかったのと、いろんなハーブティーを飲んでみたかったので、メディカルハーブ検定のハーブを中心に購入しました。

それから試験日までは、毎日、「今日は体が重いな、元気が出るハーブティーを飲もう」とか、「花粉症がひどい。これに効くハーブはどれだっけ」とか、「パソコン見すぎて目が疲れたぞ!ウスベニアオイのディーを飲もう!」とか、その時々の気分に合ったハーブがどれか、テキストを見ながら考え、ハーブティーにして飲むようにしました。(下はウスベニアオイのティー)

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ハーブ&ライフ検定の方は、もともと家に常備してあるハーブ・スパイスも多かったので(タイムとか、ナツメグとか)、テキストを見ながら、作れそうなレシピを探してみて、作ってみたり、いつもの料理にちょっと足し算をしてみたりするようにしていました。

要するに、テキストで勉強するのに飽きたので、実際に使う中で、テキストを辞書代わりに使って、美味しい思いをしつつ知識もつけてしまおうという作戦です。

ただし、辞書代わりに使う時も、できるだけ、周辺の関係する項目(和名とか、適応とか)にも、ちらっと目は向けるようにはしていました。最初の2週間は、テキスト自体や各ページと顔見知りとなることを目指していましたが、今度は個々の項目と顔見知り(言われてみれば、そんなことも書いてあったな、と思うくらいの状態)になることを目標にしていました

ちなみに、テキスト巻末の練習問題を解いたのも、2週目の終わりです。数問しか載っていないのですが、それでも「え、こんなことも聞くの」となって、それ以降テキストを眺める時に、どこを見なければいけないのか、かなり参考になりました。

じみーがちゃんと教科書に向き合って勉強をし始めたのは、試験の2日前の金曜日の夜です。

仕事が終わってからテキストを開いて、中高生の頃の試験勉強みたいなことをしていきます。でも、毎日ハーブテイーを飲んでいたのは結構効果があったみたいで、メディカルハーブ検定の方は、「駆風」みたいな専門用語は覚えないといけなかったものの、各ハーブの用途なんかは結構ちゃんと覚えられていました。

翌日の土曜日は、もう朝から晩まで、ずっとお勉強。ここでは特に特別なことはしなくて、読んで、手で隠して復唱して、の繰り返しです。あ、でも古代ローマ人に倣ってローズマリーの枝を近くに置いて、香りを嗅ぎながら勉強してました笑

試験当日は、早起きして、午前中のハーブ&ライフ検定の直前までと、昼休み中に最後の復習をして、試験に臨みました。(まあ、メディカルハーブ検定の方はシステム障害により結局何時間も経ってから受験したんですけどね笑)

試験当日の様子(オンライン)

今回のハーブ&ライフ検定とメディカルハーブ検定は、コロナの影響で初のオンライン開催となりました。

ぶっちゃけて言ってしまうと、自宅で、自分のパソコンで、マーク式の試験なので、カンニングしようと思えばいくらでもできてしまいます。これはもう誘惑と自分に負けないように頑張るしかないです笑

いくら勉強していても、わからない問題はどうしたってあります。特に、「あそこに書いてあったのに・・・!」みたいな時ほど、テキストに手が伸びそうになることはありません笑

でも、我慢、我慢。

試験当日は、ハーブ&ライフ検定が午前中にあって、メディカルハーブ検定が午後でした。

ハーブ&ライフ検定は順調に受けられたのですが、問題はメディカルハーブ検定でした。

元々の予定では、メディカルハーブ検定は13時開始のはずだったんですが、アクセス集中によってサーバーがダウンしてしまい、1時間くらいまだかまだかとやきもきさせられた挙句、最後には「今から1週間いつでも受けられるようにするので、後で受験してください」的なメッセージが表示されるに至りました。

でも、じみーは折角土曜日頑張って勉強して、当日も朝から気持ちを整えていたので、どうしても当日中に受験をしてしまいたいと考え、定期的にホームページを覗いて受験できるか確認し、結局同じ日の20時くらいには試験を受け終えました。

まあ、初めてのオンライン開催ということで、運営側も大変だったのだろうと思いますが、やっぱり気分的にはなかなか辛いものがありました。

試験自体は、予想通り、ハーブ&ライフ検定の方が簡単で、メディカルハーブ検定はわからない問題もかなり多かったです。

特に、ハーブの適応とかの専門用語が難しいのはわかっていたのですが、軟膏やティーのレシピの具体的な数字まで聞かれたのは驚きでした

試験後に覚えている限りで自己採点したのですが、ハーブ&ライフ検定の方は正答率95%くらい、メディカルハーブ検定の方は80%くらいだったかな?だいたいの計算ですけど笑

メディカルハーブ検定とハーブ&ライフ検定を受けた感想

メディカルハーブ検定とハーブ&ライフ検定は、それぞれ6000円くらいで、テキストや、勉強のためのハーブの購入なども合わせると、合わせて25,000円くらいはかかります。

仕事とかには全く関係なく、趣味で受けるには、それなりの覚悟がいる金額だと思います。

試験自体がマーク式で、それほど難しくないことを考えれば、内容に対して高い試験とも言えると思います。

他方で、検定を受けることをきっかけとして、いろんなハーブに触れて、一気に勉強し、得た知識を自分の日常に活かすという目的であれば、受ける価値のある試験だとも思います

実際、じみーはもう何年も前からハーブに興味を持って、勉強したい、勉強したいと言っていたのに、ずっと手をつけないままでいましたし、たぶん、今回試験を受けなければ、これからもずっと手をつけることはなかったと思います。

この記事を書いているのは4月の半ばですが、今でも毎日のようにハーブティーを日替わりで楽しんでいますし、最近はハーブの栽培にも挑戦しています(一昨日からオレガノとローズマリーの挿し木に挑戦中です。うまくいくといいな・・・!!)

休日に、ハーブ&ライフ検定のテキストに載っていたハーブソーセージも作ってみました。

ちょっとしたことで日常が豊かになって、じみーはとっても満足です。

そういう意味で、試験の合否以上に、今回の一ヶ月チャレンジは大成功だったな、と思っています

長くなりましたが、第5回一ヶ月チャレンジ、ハーブ&スパイスのご報告でした!!

ではまた、Adios!!!

じみー

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じみー作、手作りハーブソーセージ

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