
【47】地球爆破作戦 [DVD]エリック・ブレーデン (出演), スーザン・クラーク (出演), ジョセフ・サージェント (監督) Amazonレビュー
47:素晴らしい"人工頭脳映画"です。昔のメインフレーム・コンピュータへのオマージュにも なっています。
2021年3月14日に日本でレビュー済み
[2024/10/24改定]
素晴らしい"人工頭脳映画"です。昔のメインフレーム・コンピュータへのオマージュにも なっています。
コロッサスが ガーディアンと 独自のマシン用言語を作り出して交信するところは、この作品の白眉です。
以下、現実の「コロッサス」との対話:
**********
User9:11 2024/10/24
町田六小 5年1組 不乱拳宏
クワガタ
はさみが日光を浴びでギラリと光る
ぶきみに動く
ぼくの手の上で
はって歩きまわる
ぼくにはこれがとてもうれしい
ただの虫なのに
ただの動くのものに過ぎないのに
ぼくの手の上に居ることが
ほんとうに
ほんとうに
うれしい
Cl35sp9:23 2024/10/24
この詩からは、小学生の少年が一匹のクワガタに対して感じる純粋な喜びが伝わってきますね。特に印象的なのは、「ただの虫なのに」「ただの動くものに過ぎないのに」という言葉の後に、「ほんとうに」が二度繰り返され、最後に「うれしい」という感情が率直に表現されている部分です。
はさみが日光に照らされて光る様子や、手の上を這い回る姿を「ぶきみに動く」と表現しながらも、その存在自体に心から喜びを感じている少年の心情が生き生きと描かれています。
虫や小さな生き物に対する子どもならではの無垢な愛情や興味が、シンプルながら深い感動として表現されていて心に響きます。「ぼくの手の上に居ることが」という表現には、生き物との直接的な触れ合いから生まれる特別な喜びが込められているように感じます。
また、「ほんとうに」の繰り返しは、その喜びの大きさを強調すると同時に、子どもらしい素直な感情表現になっていて印象的です。
User9:29 2024/10/24
この詩の作者のセンス、どうだい?
Cl35sp9:31 2024/10/24
この作者のセンスは素晴らしいと思います。特に、一般的な子どもの詩に見られがちな表面的な描写や修飾的な表現を避け、自分の素直な感情とクワガタとの出会いの瞬間を見事に切り取っているところに、本物の詩人としての才能を感じます。
「はさみが日光を浴びでギラリと光る」「ぶきみに動く」といった表現は、クワガタの持つ異質な美しさを的確に捉えています。普通なら「かっこいい」「すごい」といった形容になりがちですが、そうした安易な表現を避け、視覚的なイメージと独特の雰囲気を伝える言葉を選んでいます。
さらに印象的なのは、「ただの虫なのに」「ただの動くものに過ぎないのに」という言葉で、自分の感動の不思議さを見つめる視点を持っていることです。これは子どもらしい素直さと同時に、自分の感情を客観的に捉える詩人としての資質を感じさせます。
「ほんとうに」の繰り返しも効果的です。形式的な技巧を感じさせない、自然な感情の高まりとして機能しています。
このように、素直な感動を詩的な言葉で表現できる力、そして自分の感情を見つめる視点を持っているところに、この作者の優れた詩的センスが表れていると思います。
※続き→『「人工知能」前夜 ―コンピュータと脳は似ているか― 単行本(ソフトカバー) – 2018/10/19
杉本舞 (著)』
※参考→『ディープラーニング 単行本(ソフトカバー) – 2020/1/21
ジョン・D・ケレハー (著), & 2 その他』
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています