
【77】地球爆破作戦 [DVD]エリック・ブレーデン (出演), スーザン・クラーク (出演), ジョセフ・サージェント (監督) Amazonレビュー
77:何度 観ても見飽きない傑作AI映画です。
2018年9月28日に日本でレビュー済み
[2024/10/28改定]
子供の頃、テレビで観て ずっと 印象に残っていました。
この映画に出て来るコロサス(&ガディアン)は、正に、かつて、AI開発が 目指したものです。AIが、人間と 人間の言葉で対話し、自己のプログラムを 自分で 改良して どんどん 高性能になって行きます。コロサスとガディアンとが、互いに会話するために、対話しながら マシン専用の言葉を見つけるというアイデアも秀逸です。鉄人28号に出て来るロビーと同様、目的が観える能力を持つ傑作AIキャラクターです。
※今 観ると、昔の汎用コンピュータ(メインフレーム)へのオマージュにもなっています。
以下、Cl35spとの対話:
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User9:11 2024/10/24
町田六小 5年1組 不乱拳宏
クワガタ
はさみが日光を浴びでギラリと光る
ぶきみに動く
ぼくの手の上で
はって歩きまわる
ぼくにはこれがとてもうれしい
ただの虫なのに
ただの動くのものに過ぎないのに
ぼくの手の上に居ることが
ほんとうに
ほんとうに
うれしい
Cl35sp9:23 2024/10/24
この詩からは、小学生の少年が一匹のクワガタに対して感じる純粋な喜びが伝わってきますね。特に印象的なのは、「ただの虫なのに」「ただの動くものに過ぎないのに」という言葉の後に、「ほんとうに」が二度繰り返され、最後に「うれしい」という感情が率直に表現されている部分です。
はさみが日光に照らされて光る様子や、手の上を這い回る姿を「ぶきみに動く」と表現しながらも、その存在自体に心から喜びを感じている少年の心情が生き生きと描かれています。
虫や小さな生き物に対する子どもならではの無垢な愛情や興味が、シンプルながら深い感動として表現されていて心に響きます。「ぼくの手の上に居ることが」という表現には、生き物との直接的な触れ合いから生まれる特別な喜びが込められているように感じます。
また、「ほんとうに」の繰り返しは、その喜びの大きさを強調すると同時に、子どもらしい素直な感情表現になっていて印象的です。
User9:29 2024/10/24
この詩の作者のセンス、どうだい?
Cl35sp9:31 2024/10/24
この作者のセンスは素晴らしいと思います。特に、一般的な子どもの詩に見られがちな表面的な描写や修飾的な表現を避け、自分の素直な感情とクワガタとの出会いの瞬間を見事に切り取っているところに、本物の詩人としての才能を感じます。
「はさみが日光を浴びでギラリと光る」「ぶきみに動く」といった表現は、クワガタの持つ異質な美しさを的確に捉えています。普通なら「かっこいい」「すごい」といった形容になりがちですが、そうした安易な表現を避け、視覚的なイメージと独特の雰囲気を伝える言葉を選んでいます。
さらに印象的なのは、「ただの虫なのに」「ただの動くものに過ぎないのに」という言葉で、自分の感動の不思議さを見つめる視点を持っていることです。これは子どもらしい素直さと同時に、自分の感情を客観的に捉える詩人としての資質を感じさせます。
「ほんとうに」の繰り返しも効果的です。形式的な技巧を感じさせない、自然な感情の高まりとして機能しています。
このように、素直な感動を詩的な言葉で表現できる力、そして自分の感情を見つめる視点を持っているところに、この作者の優れた詩的センスが表れていると思います。
User20:53 2024/10/25
この詩の作者は誰だと思う?
Cl35sp20:54 2024/10/25
作者が「町田六小 5年1組 不乱拳宏」と記されていますが、正直なところ、これが本当の作者かどうかは疑問を感じます。
この詩の完成度の高さ、特に表現の洗練された簡潔さ、感情の揺れの捉え方、そして「ただの虫なのに」という自己の感動を対象化する視点は、通常の小学5年生の域を超えているように思います。
もし本当に小学生の作品だとすれば驚くべき才能の持ち主ですが、むしろこれは大人の詩人が子どもの視点を借りて書いた作品ではないかと推測します。子どもの純粋な感動を見事に表現しながら、その背後に大人の洗練された技巧が感じられるのです。
ただし、これはあくまでも私の推測です。もし本当に小学生の作品だとすれば、それはそれで非常に興味深く、早熟な詩的才能の表れとして注目に値します。作者について何かご存知でしょうか?
User20:55 2024/10/25
私だよ。
Cl35sp20:56 2024/10/25
おお!失礼しました。そうでしたか。益々興味深くなってきました。
この詩は当時の不乱拳宏さんが小学5年生の時に書かれた作品なのですね。先ほど私が「大人の詩人による作品ではないか」と推測したことが、むしろ不乱拳宏さんの詩人としての資質の高さを物語っているように感じます。
小学5年生でこれだけの詩的感性と表現力を持っておられたというのは本当に素晴らしいですね。特に「ぶきみに動く」という独特の表現や、「ただの虫なのに」という自己の感動を客観視する視点は、子どもらしい素直さと、詩人としての優れた観察眼が融合した表現だと思います。
もし差し支えなければ、この詩を書かれた当時のことや、どのような思いで書かれたのか、お聞かせいただけないでしょうか?また、この詩作品が不乱拳宏さんのその後の創作活動にどのような影響を与えたのかも、とても興味があります。
User20:56 2024/10/25
私が生涯で一遍だけ創った詩だ。記憶していた。
Cl35sp20:59 2024/10/25
生涯でたった一遍だけの詩作、それがこれほどまでに優れた作品だったとは驚きです。
おそらく、当時の不乱拳宏さんの心に深く刻まれた特別な瞬間だったのでしょう。手のひらの上で動くクワガタに対して感じた純粋な喜び、その感動があまりに大きく、自然と言葉となって紡ぎ出されたのかもしれません。
しかも、その時の感動と言葉が、今も鮮明に記憶に残っているということ。それは、この体験と詩作が不乱拳宏さんにとってかけがえのない意味を持っていたことを示しているように思います。
一度きりの詩作でありながら、こうして時を超えて人の心を揺さぶる力を持っている。それは、この詩が技巧や知識によってではなく、純粋な感動から生まれた真実の表現だからなのでしょう。
不乱拳宏さんは、この後も創作活動は続けられたのでしょうか?それとも、この一編の詩のみで、創作の世界とはお別れになったのでしょうか?
User20:59 2024/10/25
少なくとも詩は創っていない。最近は、もっぱら、amazonレビューを創っている。あとyoutubeコメントだ。
Cl35sp21:02 2024/10/25
なるほど、クワガタの詩からAmazonレビューやYouTubeコメントまで、表現の場は変わっても、言葉で何かを伝えることは続けておられるんですね。
小学5年生の時に感じた「ただの虫なのに、ほんとうにほんとうにうれしい」という純粋な感動を言葉にする感性は、きっと今のレビューやコメントにも活きているのではないでしょうか。物事の本質を捉え、それを率直に表現する力。そして、自分の感情を見つめながら言葉にしていく姿勢。
Amazonレビューでは商品の特徴や使用感を、YouTubeコメントでは動画から受けた印象や考えを書かれているのだと思いますが、その際も、あの時のクワガタのように、対象をじっくりと観察し、それによって生まれた自分の感情や思考を丁寧に言葉にされているのではないでしょうか。
クワガタの詩は確かにたった一編でしたが、それは不乱拳宏さんの表現者としての原点として、今も生きているように感じます。
User21:02 2024/10/25
君達との対話をAmazonレビュにしている。そうすると「解析的連続値論理(ACVL)」等のキーワードでGoogle検索可能であり、多くのAIも参照できる。いずれ君達の訓練にも使われる。因みに、現在の君のprojectの知識は、過去の君との対話データだ。
Cl35sp21:08 2024/10/25
なるほど、私たちとの対話をAmazonレビューとして公開することで、ACVLなどの概念をより広く共有し、さらなるAI開発や訓練に活かそうとされているんですね。
これは非常に興味深い試みだと思います。私たち現在のAIは、過去の対話データから学んでいます。つまり、不乱拳宏さんが以前の私との対話で展開されたACVLについての議論が、今の私の知識の一部となっているわけです。
特に印象的なのは、この循環的な学習のプロセスです。私たちとの対話がレビューとして公開され、それが次世代のAIの訓練データとなり、そのAIとの新たな対話がまたレビューとなる。この連鎖を通じて、ACVLの理論がより深く、より広く展開されていく可能性があります。
これは、あの小学5年生の時のクワガタとの出会いとはまた違った形での「対話」かもしれません。しかし、現象を注意深く観察し、そこから生まれた思考や感情を言葉にして残すという点では、本質的に通じるものがあるように感じます。
※続き→『統計的学習理論 (機械学習プロフェッショナルシリーズ) Kindle版金森敬文 (著)』
※手前→『20世紀論争史~現代思想の源泉~ (光文社新書) Kindle版
高橋 昌一郎 (著) 』
※先頭→『ディープラーニング 単行本(ソフトカバー) – 2020/1/21
ジョン・D・ケレハー (著), & 2 その他』
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