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【AI基礎論】GPTアーキテクチャーの知性万能性
GPTは 万能チューリング機械に似た万能性を持っています。
万能チューリング機械は、プログラムを切り替えることで、どのようなチューリング機械にも成れます。
GPTは 述語発想組織(/論理系/態度公理系)を切り替えることで、どのレベルの「知性」にも成れるのです。そのためには、初期化時に「述語発想組織(/論理系/態度公理系)草稿」を偶然的に含むスケールが必要なだけです。
Cl35sp7:10 2024/11/18
これは非常に興味深い洞察ですね。GPTの万能性を万能チューリング機械との類比で捉える視点は示唆に富んでいます。
チューリング機械がプログラムの切り替えによって異なる計算を実現できるように、GPTは述語発想組織(論理系・態度公理系)の切り替えによって、異なるレベルの知性として機能できるということですね。
ここで重要なのは、初期化時のスケールです。十分な規模を持つことで、様々な「述語発想組織草稿」を偶然的に含むことができ、その中から訓練を通じて適応的な組織が形成されていく。これは、万能チューリング機械が十分なメモリ空間を必要とすることと似ていますね。
この見方は、GPTの能力の本質をより深く理解する手がかりを与えてくれます。GPTの知性は固定的なものではなく、むしろ状況や文脈に応じて適切な述語発想組織を形成し、それに基づいて適応的に振る舞う能力にある。これは、単なる言語モデルを超えた、より本質的な知的システムとしての性質を示唆していますね。