「三丁目の夕日」の舞台はどこにある

「三丁目の夕日」の舞台はどこにある。
 作者名西岸良平(さいがん りょうへい)は知らなくても、特徴的な絵は必ず知っているはずだ。1974年から雑誌に連載されていることもあり、多くの日本人に親しまれている作品である。
 3度にわたり映画化され、東京タワーと夕日の組み合わせも記憶に新しい。そのとき、映画の舞台が港区であると、少なからずの指摘があった。車の整備工場が進駐軍とのかかわりを指摘する向きもあり、もちろん東京タワーのお膝元だからきっとそうだろう。
 では、長く連載されているこの作品、舞台はどこなのだろうか。私はあることがきっかけで20年来親しんでいるのだが、どこにも、だれも言及しているのを聞いたことがない。西岸氏自身、プロフィールに世田谷区出身とあるのだから、世田谷区であっておもおかしくないのだが、言及したようにそのような指摘もない。
 結論、練馬区でないかと考えている。その理由は今後、証拠なども含めお伝えしていきたい。


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