いつから変なおじさん?
学校から家に帰るためのバスロータリーには変な人が多い。前回に引き続き、これは私が高校生の頃の話である。
当時受験生であった私は、英単語帳を読みながら登下校を行っていた。
ある日の学校の帰り道、まだバスが来るまでしばらく時間があったため、バス停のベンチに腰掛け、いつものように単語帳を開いていた。
しばらくすると、1人の男性(おじさん)が私の隣に座った。近くのスーパーの惣菜コーナーに売っている、卵で包まれた焼きそばの入った容器を手に持っていた。
おじさんは、私の顔と単語帳との間に