夕方のメランコリズム
安らかな時間が午後の刻を染めている。
時間がこのまま止まって、過去だけを見つめていられたならば。と思う。
ところで、メランコリックでノスタルジックな思いを抱えている人を見ると、思わず見とれてしまうが、そんなに美しい境地はないと思う。
今日、街中を歩いていて思ったのは、人と言うものは足速に通り過ぎていく時間と共に、周りも全く見ないまま歩を進めて目的地を目指すものだと言うことだ。
時間が過ぎ去ったあと、過去を確認しないまま床に臥す。
それは1日の流れであると同時に人生全般に言えることのようだ。
今日、こんなことがあったな。思い出す脳の経路ができると、次第に過去のことをよく覚えていられる様になる。
私も知らぬ間にその能力が育っていた方だ。
過去を思い出す。
幼年期、元気だった家族がいた。
どんな風に関わっていたか、大事に思い出す。
すると、その時と同じ風が、心の中を通り抜けていく。
悲しみと言う言葉をどう思うだろうか?
悲しいと言い続ける人がいると、私は助けたくなる。
一人で苦しんでいる人は一概に悲しみから追いかけられ続けている。
深い関わりより、人生を一変されるような変身が必要だと分かる。
それが、私にも力を与えてくれるし、その一方の人にも起こることだとわかる。
過去への思いは何とも言えない悲しみと共に蘇る。
なので、私はその心臓にくるような悲しみを、愛情と一緒のものだと思っている。
もう戻れないからこそ、愛おしく思い出し、その時間の隔たりに、切断されたような悲しみを抱くのだろうと思う。
今日も、1日が終わる時間をもうすぐ迎える。
どんな風に1日を刻んだか、神に報告するように、祈りと共に振り返りたい。
【お役立ち情報】
シナモン(肉桂)は、その香りの重さから、地中に落ちていくような地球との繋がりを促してくれます。
ココアは、南国で摂れる作物なので、体を冷やすのにちょうどいいと言われています。
牛乳は、甘い香りと共に、体を緩ませ、幸福感を養ってくれます。
砂糖も同様です。
普段から緊張しやすく、緊張に適応しづらい体質の人は、甘いものを求めがちだと言われます。
その代わり、幸福感を感じやすいため、緊張⇄弛緩の図式では緊張に偏ったとしても、違ったスケールで幸福⇄野心とした場合、幸福感を取ってみることで、バランスが取れやすくなります。
なので、朝からシナモンココアを飲んでみましょう。
鍋にお湯をグラスの1/4入れます。
よく沸騰させたならば、ココアの粉と砂糖とシナモンを振り入れ、煮出します。
そのあとよく冷えた牛乳を入れます。
少し自然冷却したならば、グラスに氷を入れて注ぎます。
※よくシナモンの香りを味わって飲んでください。地面としっかり繋がるような感覚を覚えられるかもしれません。
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