怒りで後ろを振り返るな
どんどん遠のいていく。
ある知り合い、それもとても懇意にしていてくれたこともあった人が、どんどんと遠のいていくのを感じる。
時期は梅雨下り。街は大雨が降ったり、黄色い日差しが雲を透かして届いていた。
そう言えば、私は何かにコミットしながら、もしくはしておきながら、その仲間グループには一切コミットせず捨て置いてしまっていた事が多々あった。
勿論その人にもそう言うことをしてしまった事がある。
私はできればアウトサイダーでいたい。
その願いが叶ってか、ある頃からか飲み会に誘われて重い足を引きずって(今なら行かない)行っても、誰からも話しかけられなくなった。
その人はアウトサイダーでいたいのではなさそうだけれど、ようやくマイペースで働ける様になって幸せそうだ。
もちろん、怒りでは振り返らないけれど、、、
何だか「あの歌」が掠めた。
そして、自分はいつまでもトゥルバドール(吟遊詩人の肩書き)みたいなものだ。