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最後の近鉄戦士引退

最後の近鉄戦士、坂口智隆選手が引退を発表した。
NPBから外れたが、これでプレーを続けているのは近藤一樹選手だけになった。
NPBからは一人もいなくなってしまった。
近鉄時代、坂口選手は背番号27の元気な若手外野手だった。
当時球団を訪れたラソーダ氏に「天才」と言われていた。
坂口選手はそれに対し、「誰にでも天才って言うんです」と笑っていたことを覚えている。
球団が消滅し、近鉄戦士が一人二人と消えてゆき、最後の一人が消えてしまった。
やがて人々の記憶から本当に消え去っていく。
球団の歴史は記録として残り、様々な感動のエピソードは昔話として語り継がれてゆく。
全ては過去の遺物となってしまった。
それでも、近鉄ファンは今でも生きている。
野球を愛しながら暮らしている。
ここまで現役を続けてくれた坂口智隆選手に感謝しかない。
今後もご活躍をお祈りする。
ありがとう坂口智隆選手。

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