世の中の大半はごっこ遊びで成り立ってるの巻
この世知辛い世の中、仕事一辺倒で職場に従属的な価値観でいると、最初は染まらないぞと思っていても気づいたらその世界の典型的な住人として居座ってしまいかねない。そして、今後の時代は仕事は従属するのではなく「利用」してやるくらいの主体性が求められる。(もちろん、ノマドワーカーや独立しやすい環境にあるものの、それで食べていくのは依然として難しいみたいだ。だから副業ポジになる傾向が強い?)
そして、多くの人間が一つの環境に閉じ込められて適応障害的に無理して適応しようとして働いてるのではないか。自我をしっかり持っていないと、職場のおかしいところもだんだんとおかしいと思わなくなる。(これが1番恐ろしい。)
そんな苦しい大人の世界の中で、私が考えた職業や仕事の捉え方が「ごっこ遊び」だ。全てその役職に「なりきって」仕事をするのだ。
私の本職である先生であるが、「先生」になりきって仕事をコントだと思い込めば随分と気持ちが楽になる。真面目に本心をぶつける必要はない。そんなことをやっていては自分が疲弊するだけだ。
まぁ、私自身は先生の仕事自体は好きだ。自分の意思で授業や試験、評価方法を設計でき、クリエイティビティがある。高校生と「生きた」コミュニケーションをすることができるので悪くはない。
そもそも、人間というのはよっぽど仲良かったり家族でもないかぎりみんな「道化」をやっている。おどけているのだ。
そんなことをみんな無意識にやっている。
だったら最初から開き直って職業「ごっこ」に振り切ろうではないか。仕事を楽しいと思ってやれてる人はごく僅かで、ほとんどの人が周りに気を遣い嫌な仕事をしぶしぶやっている。なら、ごっこ遊びだと思って営業マンなら営業マンのふりをして、部長なら形だけでも部長のプロトタイプになりきったりすればいい。私の意見だが、そっちの方がはるかに本職の力を発揮できると思うし、人とのコミュニケーションも大分自然で楽になる(はずだ)。
大半の人間は仕事意識が高い割には、気を遣いすぎて仲良し「ごっこ」をしている。そんな対人コミュニケーションや人にかける言葉が上っ面なよりは、仕事というポジションを上っ面(コントだと思いこむ)なものにして日頃の行動は素直にやっていけばいいと思う。
どうせ現代人はほとんど「道化」してる。仕事や役職なんてお面の被りものにすぎない。本質は本人の能力性格なのである。ならば、「職業=私(アイデンティティ)」ではなく、仕事はごっこ遊びだと思ってやり過ごすことが気楽に仕事できる秘訣なのかもしれない。
所詮、仕事の大半はごっこ遊びで世の中(特に日本は)成り立っているのだ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?