私の人生でもっとも必要なのは、心の自由
と思っているのだが、まだこの段階に達していない。いや、部分的には達成してるのだが。心の自由に影響与えてる要因は「内面的」なところと「外面的」なところの2種類あると考える。両方満たしていないと自由の獲得は難しいが、現代の我々日本人は、外面ばかりに捉えてしまって、自己をあまり振り返らない。
では、私自身がどうかというと、内面でいえば、やはり精神をもう少し大人にならないといけない。外面的なところを言えば、今後結婚したり仕事で責任あるポジションについてしまうと、心の自由を阻害する要素が増えそうだなと思っている。しかし、外面的なところはどうしようもないので、こちらの行動で上手くやっていく他ない。
まず、心の自由を獲得するためには、様々な要素が必要だ。自立した精神と行動力、適度な好奇心、生活リズム、心の余裕が必要である。
現代の日本人で心の自由を獲得しているものはほとんどいないだろう。不幸に感じる原因のほとんどがこの心の自由がないからだと私は思う。自分意思で自分をコントロールし、必要な知識を蓄え、目標に向けて自己実現したり好きなことをやれる状態になり、人生をやっていけばそれがある意味、私にとっては、成功した人生だと思う。いくら良好な環境にいようと、金が余るほどあっても、心の自由がなければ幸せにはなれない。経済的な側面でいえば、人によりけりだが、私は高くても年収700-800万あれば、満足した生活を送るための十分条件は満たしている。だから、私は今の職場環境か同レベル以上の環境に身を置ければ、大丈夫かなと思っている。欲張っても仕方がないし、そもそも下手したら自分が苦しむだけな気もする。環境が整えば、あとは内面次第である。
また、逆説的ではあるが、他人のために行動する考えが持てる、いわゆる「Giver」が心の自由を獲得できる可能性が高いと思う。理由は、まず人に何かできるのは精神が成熟した人間でないとできない。あと、自分を大事にできないと、相手になにかしてあげようという愛情はなかなかできない。「Taker」は一見自分で行動してるように思えるが、子供のような未熟さと自己中心的な考え、受け身なため、たぶん難しいだろう。
つまり、子供は精神が未熟であるから、自分で心の自由に達するのはほぼ不可能である。親がサポートする環境にないときつい。そもそも、子供はおろか大人でも自由にするだけの考えや自分の軸、行動力を持っていないのが現状である。そのような力がないと、「心の自由」を獲得するにはほど遠い。心の自由度が低い人は、総じて自己肯定感が低く、荒んだ家庭環境や学校生活を経験していることが多い。経済的に裕福だったとしても、親がヒステリックだったり子供の気持ちを考えていないとあっという間に心の自由度が爆下がりするだろう。
そして、なにより怖いのは、心の自由度が低いと、自分の軸を持っていないので、簡単に他人に影響され、依存していく。依存すると自分で考えなくなり、先に正解を求めようとするようになる。
自分の考え、軸、行動力を持つためには、勉強するしかない。1番重要なのが、国語だと思うが、私は国語が1番苦手で真面目に勉強しなかったことを後悔している。言葉の力は恐ろしく強い。言葉1つで人を殺したり救ったりすることができるのだから、日本人ならちゃんと日本語を正しく運用できなければならない。語彙力も豊富にあった方がいい。自分の感情を表現したり相手にコミュニケーションする時に役に立つ。国語はもとより、先人達が習得してきた優良な知恵や考え方を豊富に身につけて、知的戦闘力を鍛えることが望ましい。そして、どんな形であれアウトプットするのがいい(人に話す、ノートに書くなど)。
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