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#2 ガイダンスとカウンセリングを上手に

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初任者研修で、学習指導要領について教えてもらったり、授業づくりについて教えてもらったと思います。

でも、実際に、クラス担任をするとなると不安だではないでしょうか。

私の個人的な経験で、担任をする、もしくはしている先生方へアドバイスを書きます。

未来を創るのは教育です。
頑張ってください。

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全体指導がガイダンス、個別指導がカウンセリング。

この

上手な使い分けが大切

だと思います。

ガイダンスで全体の方向性を伝え、その方向に流れていない生徒、
指導にのっていない生徒へカウンセリングをします。

これって、キャリア教育の考えでも重要です。

私はSHRで話すことはガイダンスと捉えていました。
そこで、クラスの生徒たちが向かう方向性を伝えます。
いつ頃、「生徒たちがどのような状況になっているか」
自分で計画を立てて話します。


それに向かえないテンポで進んでいる生徒や、停滞している生徒に
対して個別に呼んで話をするなどカウンセリングを行います。
時には、ノートを作らせて何を考えているのか、考えていないのかを把握しました。

例えば、1学期終わりには具体的な進学先が決まっている。
と、なると、5月には何に興味があるのか、どのような仕事をしている姿を想像するのか、仕事をしながらどのような生活をしたい理想があるのか等考える必要があります。
進路ガイダンスを効果的に利用します。

なぜ〇〇の進学を希望するのか、「なぜ」を繰り返し、自分の考えを自ら深く掘り下げる状況を作ります。

しかし、「なぜ」を繰り返しても、深まらない生徒もいます。

そこで、カウンセリングします。

例えば、時間を作り、今まで「将来の夢」はなんて書いていたのか。
それはどうしてか。
なんで今はそう思わないのか、など話をすると、その生徒の本当の気持ちが読み取れることもあります。

ノートをつくり、理想の夢に向かって毎日何をしたか書かせた生徒もいました。
続けていくと変化がない状況になります。
私はあまりコメントは書きません。

教員が過度に労力を使ってしまうと続かないからです。

このようなカウンセリングを個々の生徒に応じて行うことで、ガイダンスに沿った全体の流れ整っていきます。

生徒ってきっとなんで呼ばれて話をしたんだろう、なんでノートを渡されたんだろうと疑問に思うかもしれません。

しかし、ガイダンスの目的に沿ったカウンセリングをしっかり行えば、生徒もすっきりするはずです。


カウンセリングで、気をつけなくてはいけないことは、やりすぎないということ。

なんでも、やりすぎはいけません。


しかし、やりすぎって自分では気が付かないと思います。

常に客観的に自分を見るように努めましょう。




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こんな田舎の現役教師の私ですが、
悩み多き先生方のお役にたてる情報を発信していくので、
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お読みくださり、ありがとうございました。
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