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#3 生徒の心に寄り添う指導を

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初任者研修で、学習指導要領について教えてもらったり、授業づくりについて教えてもらったと思います。

でも、実際に、クラス担任をするとなると不安だではないでしょうか。

私の個人的な経験で、担任をする、もしくはしている先生方へアドバイスを書きます。

未来を創るのは教育です。
頑張ってください。

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「生徒の心に寄り添う指導」って言っても、具体的にどのような指導なのでしょうか。

いつも話しかけることが寄り添っているのか。

そうではありませんよね。


生徒の表われは、なんらかの表われ

です。

生徒指導提要にもあるように、問題行動等の発生を未然に防止するため、成長を促す指導等(発達支持的生徒指導、課題未然防止教育)の積極的な生徒指導を充実させることがとっても重要です。

課題未然防止教育とは、簡単に言うと、特定の課題を設定し、その課題を意識した指導を全体に行うことによって、課題を未然に防止するといったもの。

例えば、SNSのトラブルといった課題に対して、SNSの正しい利用法の講義、危ない利用をしようとしている生徒への声掛け等です。

もちろん、これはとても大切です。
実際に多くの先生方は、無意識にこれを行っています。


今回注目したいのは、発達支持的生徒指導です。
これは特定の課題を意識していません。

生徒指導の本質は「悪い部分を直す」ではなく、「児童生徒の発達を教職員が支える」ことです。

生徒の個性の発見、生徒自身のよさや可能性の伸長、そして社会的資質・能力の発達、これを日々の教育活動で支えるというスタンスが発達支持的生徒指導です。

これは、全ての教育活動の中で行われます。

チームによる支援が重要となりますが、クラス担任として何ができるか考えてみましょう。

学校は安心できる場、学校は意味のある場、学校は自分の存在が大切に扱われてくれる場、このように生徒が感じるためには、

例えば、個々の学習状況等に応じた指導と配慮を考えることも一つです。

落ち着きのない特性のある生徒を、教室の前に座らせることはどうでしょうか。
教員は前の席にいる生徒より後ろの生徒の方が声をかけやすい、把握しやすいこともあります。

また、掲示物が乱雑に貼られていたり、いたずら書きが小さく書いてある壁はどうでしょうか。
集中したくてもできないはずです。

生徒の表われは、なんらかの表われです。
よく生徒を観ましょう。


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こんな田舎の現役教師の私ですが、
悩み多き先生方のお役にたてる情報を発信していくので、
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お読みくださり、ありがとうございました。
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