新生活
世の中、新社会人やら入学やらと新生活が始まっている。歳を取ると、なかなか新生活というのもマイナス面が強くなる傾向がある。
若い時は黙っていても次のステージが用意されているが、ある年齢を越えるとそうもいかない。
逆に言うと、自ら新しいステージを選択することはできる。
ひとまず、大きなケガや病気というマイナスのステージには今のところなっていない。
満開の桜の下で入学であろうお子様と親御さんが写真を撮っているのは実に微笑ましい。
果たして、齢48のオッサンがこの時期特有の微笑ましい『新生活』なるものを何か体感できないだろうか…
考えてみても何も浮かばない。
ちょっとした変化は作れても、新生活と呼べるほどのものは思い付かない。
何事もなく平和で平凡な日々もありがたいが、どこか刺激がないのも不安になってしまう…もしかしたら、この感覚がこの歳ならではの『新生活』なのかもしれない。