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【番外編】ニューメディア2.0時代の発信戦略

発信者の出がらし問題。
先日、voicyにて、のもきょうさんと澤なおさんとの対談で話された内容です。

その中でのもきょうさんが編集者時代のジレンマとして、

雑誌は、読者が成長してしまうと飽きられる

とおっしゃられていました。

どういうことかと言うと、雑誌の読者は、一周、二周回ると知識量などが増えて雑誌の内容に飽きてきてしまうということです。
知識量が上がった既存の読者層のレベルに雑誌のレベルを合わせると、マニアックな雑誌になってしまうとのことでした。
そうすると、マス層にはウケないニッチな雑誌になってしまうということです。

しかし、雑誌は、一定数、新規層も来るのでオーソドックス(当たり前でつまらないと感じるようになったこと)も載せ続けないといけないというジレンマがあるそうです。

そのため、雑誌は、成長してはいけないとのことでした。

一定のマス読者層がいることがビジネスの雑誌・出版ビジネス。
読者からの雑誌購読料、購読数に応じた雑誌内の広告出稿料。
これが、雑誌・出版ビジネスの収益ではないでしょうか?

また、オールドメディアは、読者数、視聴者数などマスメディアと言われる媒体は、「マス」という字がついてるように、数を追う宿命を背負っています。

その宿命のために、媒体自身の成長ができない、媒体内容を深め、進化させていくことができないのです。

つまり、数を求めると成長が疎外されるということです。

オールドメディアは、その内在する宿命ゆえ、今後オワンコ化すると思います。
そして、オウンドメディアの運営として、巷にあふれるフォローワーの多いインフルエンサーのような方針では、淘汰されていく時代になると思います。

数だけが取り柄、数に縛られる当たり障りのない配信(又は数に訴求するための案件配信)は飽きられる未来しかないからです。

ジブン株式会社の広報戦略(オウンドメディア)としても、「数」を追うのか?、「質」を追うのか?という方針決定に迫られると思います。

私のオウドンメディア戦略としては、以下の方向性を目指していたいと考えます。

防犯講話は、マスに伝えていきたいと思います。
発信内容を無料にしているのもそこに狙いがあります。
noteは、マスに役立つ内容をメインに取り上げていきます。
ただし、発信内容は、進化させていきたいと思っています。


また、マスには刺さらずとも、自分自身が刺激を受けることができる読者、リスナーとつながりを持ちたいと考えます。
その中で、私自身が成長したいと考えるからです。
(「学びと成長」笑)

さらに良い意味で期待を裏切る内容も発信していきたいと思います。
そのため、スタエフでは、攻めた内容、時流も含んだ内容を配信していこうと思います。

最後に、反応(いいねやフォロー数)を追うと、それに囚われ、偏り、マス受けしかしない発信しかできなくなる恐れに注意して行きたいと思います。
全方位の優等生配信なら、私がやる意味がありません。

これからも本質をえぐり、実効的な内容を配信していこうと思います。

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