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原則を知り、情報とは何かを知るべき理由

voicyパーソナリティの春木良且先生の放送で、「情報」とは何か?について改めて解説がありました。

この放送においてポイントは、3つあると思いました。

  1. 情報があるところに人がいる(介在している)。

  2. 情報がないところに人がいる(介在している)。

  3. 人の数だけ真実がある。


昨今、話題の闇バイトですが、「情報」とは?という点から見抜くポイントを考察していこうと思います。
見えてきたのは、原則(常識・基本)を把握しておくことの重要性です。

表記されている情報の意味を考える

まず、闇バイトは、お金に困っている者へ訴求する工夫が凝らされています。

例えば、「即金」というワード。
これは、今直ぐお金が必要という人に刺さるワードだと思います。
つまり、そういった人々へ訴求するために、わざわざ用意された表記(情報)であるといえます。

⇒情報があるところに人がいる(介在している)

そして、普通の仕事であれは、給与支給日が決まっており、当日突っ払いのような仕事はほとんどありません。

⇒原則との違い

表記(情報)の意図を考え、知っている原則(給与の支払い方法)との違いを考えることで、「これは、変だぞ」と気がつけるのではないでしょうか。

表記されていない情報の意味を考える

闇バイトは、雇う側の素性を隠そうとしてきます。
雇用主や会社の素性を表す情報とは、どのようなものがあるでしょうか。

例えば、企業(雇用主)の所在地、代表電話などが挙げらます。
しかし、闇バイトは、雇う側の素性を隠したいので、そういった情報がありません。
つまり、あえて、情報を消しているということです。

⇒情報がないところにも人がいる(介在している)

そして、普通の仕事であれは、働く場所が明らかで、雇用主の所在地、代表電話番号が明らかなはずです。
それらがない、明らかでないということはありえません。

⇒原則との違い

表記(情報)がないことの意図を考え、知っている原則(雇用主の素性は明らかであること)との違いを考えることで、「これは、変だぞ」と気づけるのではないでしょうか。

最後に。

人は信じたいように事実を捉える

#ホワイト案件

闇バイトで使われるワードです。
美味しい話には、裏があるというようなことわざがありますが。
人によっては、ある事実に対して自分に都合の良いように解釈してしまうでしょう。
人間のこうした特性を考慮した、啓発活動、社会・情報システムの構築が必要なのでは?と思います。

パレンスパトリエ(国親)のよう思想設計のため、反発も想定されますが。

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