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*1 自分と献血

ご覧いただき、ありがとうございます。
大学1年生の時に初めて献血ルームに足を運んで以来、献血の魅力に取りつかれ、今では献血が人生最大の楽しみになっている人間です。

記念すべき最初の記事。
なぜ自分がこれほどまでに献血の虜になってしまったのか、現段階でまとめていこうと思います。


はじめに.献血との出会い


両親が積極的に献血をしていたから、子どもの頃から献血という言葉はとても身近に感じていました。高校3年生の時の文化祭で献血バスが学校にやって来たのですが、興味はあったものの献血をやるには至りませんでした。

なんとなく「献血=大人がやるもの」という思い込みがあったのだと思います。

自分が初めて献血に協力したのは、それから約1年後、大学1年生の7月でした。
地元の県を離れ、長野県の松本市で新生活がスタートしてからまだ間もないころでした。(この年のゴールデンウィークはとても寒く、早速長野の洗礼を受けて風邪を引いてしまった....笑)

大人になったら(≒大学生になったら)、献血はやるものだと思っていたのもあり、最寄りの"松本献血ルーム"に足を運んでみました。
大学生になり浮かれていたのか、とにかく色々なことに挑戦してみたかった。
本当に、なんとなくでした。

献血が初めてだったこともあり、「400ml全血献血」をおすすめされました。さっそく問診に進み、血圧の検査。
かなり太い針が腕に刺さったまま、しばらくの間身動きが取れないことへの心配からか、けっこう緊張していました。
身体にも緊張が現れていたのか、最高血圧はなんと137....笑

不安を感じながらも血液検査はすんなりとパスし、いよいよ人生初の献血。

針が刺さりっぱなしだから腕がとにかく落ち着かないわけだけど、強い痛みは全くないし、全血献血の10分間なんてあっという間でした。

これが、自分の人生初の献血。
終わってみれば、なんてことはありませんでした。

それからしばらく献血のことは忘れ、次に献血ルームに来たのは2ヶ月後の9月でした。

・400ml全血献血→献血初心者におすすめ

・成分献血→45分くらい針が腕に刺さりっぱなしだから、ちょっぴり玄人向け

っていう勝手な偏見を抱いていましたが、2回目の献血にして、さっそく成分献血にチャレンジ。
この日以来、自分はずっと成分献血の沼(⁇)にハマり、もはや抜け出せないようになってしまったのです。


1.自分が献血ルームでの献血を続けている理由

①献血ルームの魅力

都道府県に必ずひとつはある献血ルーム。地域によって、献血センターや、献血ホールとも呼ばれています。

献血と聞くと、献血バスを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
そんな献血ルームには馴染みが薄い方も、この記事を通して少しでも献血ルームに興味を持ってくれたら嬉しいです。

⑴成分献血ができる!

実は献血は、大きく分けて2種類あるのをご存知でしょうか。

1つは全血献血。血液中の全ての成分を採血する献血の種類です。
皆さんがいわゆる「献血」と聞いてイメージするのは、この全血献血だと思います。

もう1つは「成分献血」。
血液中の、血漿や血小板などの成分を採血します。

成分献血は所要時間が掛かることや、全血献血より大掛かりな機械が必要なことなどから、献血バスで行うことができません

要するに自分は献血が好きというより、成分献血が好きなのかもしれません。
先にも触れている通り、最初の1回を除いて、自分の献血ライフは成分献血一本です。

⑵充実したコミック、ドリンク、お菓子のサービス

これを目的に献血に来ているわけではないけど、これらのサービスが充実していることで、間違いなくリピーターの増加に繋がっていると思います。

大抵ルーム内に自販機があり、お金を入れずとも、ボタンを押すだけで好きな飲み物をいくらでも飲むことができる仕様です。
水分補給に関しては献血をする上で最も重要なので、喉が乾いていなくても、献血ルームではできるだけたくさん水分を摂ることを心掛けています。

私がよく行く松本献血ルームは、漫画もドリンクもお菓子も、どれもとても充実しています!
(毎回献血ルームでは、ワンピースを読んでいます。今はエニエス・ロビー編で、まさに激アツ展開を迎えています!!)

本採血室(献血を行うところ)にも漫画やドリンクを持ち込めるので、献血中はとっても優雅な気分です!

⑶ルーム職員さんとのかかわり

献血ルームの職員さんは、本っっ当に優しくて穏やかなのです。受付の方、問診の先生、検査や本採血を担当する看護師の方などなど、皆さんからたくさんの癒しをいただいています。献血中はことあるごとに水分補給の心配をしてくださるし、献血が終わって帰るときも会話をする時も、誰にでもわかりやすい言葉で伝えてくださります。


最もわかりやすい違いが"1年間でできる献血可能回数"です。
成人男性を例に出す。
おおまかに言えば、全血献血の可能回数は1年間に3回だが、なんと成分献血は1年間に最大24回もできます。
(成分献血の中でも、血しょうもしくは血小板のどちらかを選択するかで若干可能回数が変わってくるのですが、これは後の記事で触れます。)


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