子どもがご飯食べない問題Step0
困りごとがあったときには、困っている「現象」ではなく、その現象の「なぜ?」を問い、問題の本質を深掘りすることで、問題の本当の理由がみえてくるという話を昨日のnoteに書いた。
ちょうど職場の保育園で今月から担当することになった、ひとことコラムに字数を減らして同じ内容でまとめた。
原稿を同僚の保育士にみせると、不評だった。
実際には、いろいろじっくりとお話ししたうえで、「そうそう、みんなそうよ」「それは大変ですね」などと共感しながらも、困りごとの本質に自分で気づけるような対話、問いかけをこころがけているのだが、ミニコラムの中に盛り込むには無理があった。
読み手が、不快になっては仕方がない。誰よりもお母さん目線でいるつもりでも、伝えたい部分を突き詰める過程で、困っているお母さんの気持ちに寄り添いきれていない表現になってしまっていたようだ。
「こんな書き方されたら、ちょっと嫌だ」
そうやってちょっとでも良いものを保護者さんに届けようと、きちんと意見をしてくれる仲間がいて、本当に良かったと思う。
ということで、「子どもがごはん食べない問題」に対して、まずはお母さんの気持ちを受け止めて、認める。それでいいんだよ。という内容からスタートすることにした。
~ひとこと~
「家でごはんを食べない」というご相談を受けることがよくあります。
子育て中のお母さんならほとんどの方が経験する悩みだと思います。育児中の保育士だって例外ではありません。子どもが食事中に立ち歩き、困ってしまうことだってしばしばあります。
働きながら、保育園に子どもを預け、家では育児・家事をこなす毎日。
「食べる」ことばかりにとらわれずに、子どもの生活全体をとらえる広い視点をもって子どもに向き合えるとよいですね。
子育ては、親だけがするものではなく、関わりあうみんなでやっていくものです。
私たちは皆さんの子育てをサポートできる専門職でありたいと思っています。
何かあれば(なくてもいいですよ)いつでもお声かけください。
noteでの執筆はまだまだ「とりあえず書き続けること」の段階で自分のために書いている。覚書も多い。
だけど、私が毎日のようにお会いしている保護者さんへの発信は読み手をきちんと意識しなければならない。常にお母さんたちの気持ちに寄り添い、温かみのある、そして良質なものであるよう意識していきたい。