DQM3プレイ日記②:中級の世界
〇初めに
世間はすっかりクリスマスですね。街はにぎやかお祭り騒ぎの中、インフルエンザに罹患してしまい外に出られない竹馬です。
前回に引き続き、今回はDQM3の中級魔界編のプレイ日記を書いていきたいと思います。
前回の記事はこちら。
〇騙され続ける人生
前回、デスパレスの主となったピサロですが、その後は中級の魔界を旅していきます。
今回もらったトラベライトは、一つで複数の目的地に行ける優れものだったので、とりあえず難易度通りに、鉄鋼砦→煉獄峠→流神殿→甘味楼→覇王城、の順番で攻略。
4番目に訪れた甘味楼の魔界では、とある村の長老から「塔にある杖をとってきて玉座に座ったものがこの魔界の支配者だ!」というお達しが。
指令通り、支配者になりたいライバルたちを蹴落とし、塔に巣食っていたボスのナイトリッチを倒し、「あとはこれを持って玉座に座るだけだ~」と村へ直行すると…
「引っかかったな!」と長老。どうやら杖を取りに競わせたのは罠で、体力を消耗したところを横取りするという、なんとも古典的な手法を企んでいたそうで。
その目論見通り、私はナイトリッチ戦後ロクに回復もしておらず、そのまま戦闘が始まってしまいます。なんと卑劣な。
そんな逆境を何とかはねのけ、無事討伐。卑劣なだけかと思いきや、しっかりと強くてビビりました。
その後に訪れた覇王城の魔界では、災厄の魔宮で番人をしていたリュノくんと再会。どうやらこの子、ピサロの腹違いの弟らしく、「兄さん、二人で協力をしてこの美しい世界を守ろうよ」との提案が。
「いいぞ、弟よ」とリアクションしたのも束の間、平和の障壁となる次元竜のところまで行くと、次元竜から「お前は騙されているぞ」とのお言葉が。どうやら我が弟は世界を滅ぼそうとしていたようです。また騙された…。
しかも、我が弟なだけあってしっかり強く、バイキルト後の強力な全体攻撃、メラゾーマといった高火力呪文等、攻魔に優れたオールラウンダーっぷり。完膚なきまでにボコられます。
配合によりモンスターを強化し、レベルを上げて再チャレンジした結果…
運よく沈黙も入りただの置物に。あんなに強かったリュノくんの繰り出す攻撃が、すべて0か1に。バイキルトもメラゾーマも沈黙の前に掻き消えていました。
無事に中級の魔界すべての支配者となった後は、災厄の魔宮中層へ。どうやらここでは、パッゴイ教なる者たちが地獄の帝王復活の儀式を行っている模様。
そしてそれを阻止せんと目論むのが天界側。地獄の帝王を封じる結解を施し、その守護者・戒竜ニシルを配備しています。
これがまた強いんですわ…。負けてゴールドが半分になるの、もはや気にしなくなってきました。ゴールドロクに使ってないですしね。
回復量が足りないなーと思い、ジラフマスターをユニコーンにして回復特化に。それとボスと戦う時は、スタメン4人で挑むのではなく、ベンチモンスターも含めた8人で戦う立ち回りを考えた方がいいという結論に。
そしてレベル上げをしたのち再戦。
おや、先ほどのベンチメンバーがスタメンにいますね。これは、奇しくもこの4人とも強力な全体攻撃技を習得していたため、雑にぶっ放すだけぶっ放して、お供のスカイドラゴンを葬ってもらおうという算段。つまりは捨て石です。
そんなこんなで無事に戒竜ニシルを討伐し、エスターク復活。
その後、エスタークを配下に加えに行こうとするも、人間たちがロザリーヒルズの塔に乗り込み、ロザリーを誘拐したとの報せが。天界にいるマスタードラゴンからも、ロザリーがさらわれる映像とともに「選択を間違えるととんでもないことになるぞ」というメッセージが脳内に届きます。
急いでロザリーヒルズに戻るも、なぜかロザリーは塔の中に。どうやら自力で逃げ切って帰ってきたとのことですが、ここで久々の松岡くん(ベネット)登場。
松岡くんがいうには、このロザリーは偽物で、本物は未だに人間たちに捕らわれているのだそう。一方、偽ロザリーは松岡くんこそが誘拐を企んだ諸悪の根源と主張。
どちらを信じればいいのか。悩……む暇もなく松岡くんを選択することに。いやだって普通に考えて、ひ弱なロザリーがあんな屈強な男3人から逃げられるわけないでしょ。
天才的推理力を発揮したのも束の間、「なんで信じてくれないの…」と涙を流す偽ロザリー。その涙がなんと、ルビーの涙ではありませんか。
「え、ルビーの涙なら本物のロザリーじゃん!」と選択を勝手に捻じ曲げられ、ロザリーとしばしの間ティータイムを楽しんだ結果…
知ってるわ。今回は騙されんかったわ。しかもマスタードラゴンからも、「間違えたか、愚かな魔族と人の子よ」と煽られる始末。お前それでも神か。
ということで、この後はピサロ闇落ち→世界滅亡END…
ということだったんですが、松岡くんがなんやかんやで時を戻し、正しい選択をさせに来るという主人公ムーブをかまします。さすが主人公請負人の声優なだけある。
今回の一件で、仲違いしていた松岡くんとさらに絆を深め、改めてパーティーに。諸悪の根源である魔王を倒しに行くぞ!ってところで、ひとまずの区切りです。
これでも後半の流れは端折った方で、初級と同じく、中級の終盤にもソードマスターヤマト的展開が繰り広げられていました。
今回の選択含め、ここまでストーリーをプレイして感じたことは、スクエニさん、学習性無力感って知ってる?ということ。
私は基本的に善なる人間なので、今作でたびたび出てくる「お前は人間界を滅ぼすというのか」という選択肢や、「地獄の帝王を自らのものとするのか」という問いに、すべて「いいえ」と答えてきました。
しかし、そのすべてで「口ではそう言っても本心は違うと言っているぞ」と、あらぬ架空の本心を持ち出され、すべての自分の選択をないものにされてしまっていました。
これが1,2回程度ならまだしも、5回くらいはこのやり取りをやった気がするし、些末な会話ならまあ我慢するかと思っていたら、こういう重大なシーンでもされるんですからね。どちらを選んでも同じなら選択肢なんて無くしてしまえ。
とまあストーリーに毒を吐いてしまいましたが、リュノくんや松岡くんなど、魅力的なキャラもいたので良しとしましょう。
〇強いぞソルジャーブル
ストーリーの愚痴が長くなってしまいましたが、気を取り直してパーティー変遷を見ていきましょう。
中級の序盤となる煉獄峠までは、前回に引き続きダークキングやデザートランナーなどが活躍することに。また、ここで加入したソルジャーブルは、強化された状態で生まれたのもあり、中級終盤まで活躍することになります。
中級中盤では、なんとさそりアーマーが仲間に。はさみクワガタ4体なんていらんやったんや…。まあどちらかというと、さそりアーマーよりもその中間のホーンビートルの方が思い入れが強いんですけどね。
覇王城では、弟リュノに惨敗してしまった後というのもあり、メンバーがガラッと変わった印象です。それでも残り続けるソルジャーブルくん強い…。
この辺りから、かしこさの低いモンスターで放つベホイミの回復量が足りないなーと思い始めます。全体回復のハッスルダンスやベホマラー、またベホイミを打つにしてもきちんとかしこさの高いモンスターが欲しいところ。
そして気が付くとスタメンの3/4が獣系に。これにはDQM+のディノくんもニッコリ。
ここでも戒竜ニシルにボコされていますが、パーティー自体はあまり変わらずです。ソルジャーブルくん、ベンチ時代も含め中級編皆勤賞だね…。
こんなに活躍させたからには絶対に良い配合をさせたいという思いが、ソルジャーブルくんをここまで引っ張る結果となってしまいました。
〇ゴールデンゴーレム入手…?
ストーリーがどんなにクソでも、このゲームはドラゴンクエストモンスターズ。新しいモンスターをスカウトし、配合画面を開くその瞬間が一番楽しいゲームなのです。
パーティー変遷の画像を見てお気づきになった方もいるかもしれませんが、今作ではDランクにようがんまじんとひょうがまじんが登場。言わずと知れた、ゴールデンゴーレムの素材ですね。
「さあ、出でよ。ゴールデンゴーレム~!」と唱えるも、まあできませんでした。はい(スクショ録り忘れ)。普通にようがんまじんとひょうがまじんしか配合先に表示されませんでした。
これまで配合を重ねて思ったのは、特殊な配合で上昇するランクは一個分が限度っぽいですね。ゴールデンゴーレムなんて、Aランク以上はあるでしょうから(願望)、Dランクから作るのは到底無理でしょう。
ただ、自作の配合リストも着々と増えてきて、その数なんと42種。その中のお気に入りは、エンゼルスライム×ジラフマスター=ユニコーンですかね。
エンゼルスライムはこんぺいとう→エンゼルスライムと初期のころに作り、ベンチで過ごした後に放置されていたモンスター。それがしっかり最近まで活躍していたジラフマスターと掛け合わさったのが個人的には感動ポイントです。
ただ3Dで見ると、ドット絵時代からは想像していなかったくらい筋骨隆々としていて驚きました。ベホマラーとかザオラルとか覚えるから、もっと優美な見た目を想像していたのになあ…。
同じく闘技場で出会ったトドマンもびっくりするくらい筋肉質だったので置いておきます。
〇終わりに
そんなこんなで悪態もつきましたが、トータルで見ればとても楽しめています。
果たして、筆者はゴールデンゴーレムと出会うことはできるのか。いつまでも引退させてもらえないソルジャーブルくんは、いいお相手に出会うことはできるのか。
次回の記事もお楽しみに。