先日の出来事
先日、散歩をしている途中に
商業施設のトイレに立ち寄った
トイレの扉を開け中に入ると
年配の男性が3歳くらい女の子を連れてトイレの個室が空くのを待っている
その2人から聞こえてくる会話は
聞いていられないほど心配な内容だった
「まだ空かないの?」
「もう少し我慢してね」
「もう我慢できないよ」
「じいじは女の人のトイレに入れないから我慢して」
この会話は
当然個室の中の2人の男たち(個室が2つあるので)にも聞こえているはずである
しかし
依然として個室は空かない
中で何をしているのだろう
かすかにスマホアプリの着信音が聞こえる
おそらくスマホを見ているのだろう
「じいじ、もうおしっこ漏れちゃうよ」
「ちょっと待ってね」
と年配の男性は個室をノックすると中からノックが返ってくる
しかし
個室の扉が開くことはない
「じいじ、漏れるよ」
「待って、じゃあここでしよう」
と言って年配男性は女の子を小便器の前に立たせて
女の子のズボンとパンツを下ろした
「ここでするの?」
「そうだよ、ここでしてごらん」
「・・・・・・」
「パンツにおしっこついちゃったよ、
お母さんに怒られちゃうよ」
「大丈夫、じいじが言っておくから」
こんな会話を個室の2人の男たちは間違いなく聞いているはずだ
しかし
個室の扉が開くことはなかった
私はトイレの外に出て帰路についたが
女の子と年配男性の可哀想な光景が忘れられない
しかし
個室の2人の男たちにも葛藤があったのではないだろうか
今出たら長い時間持たせてた女の子と年配男性と目が会うのも気まずい
それとも
個室の中でお互いに隣の人が出ることを期待して
最後までチキンレース状態になっていたのかもしれない
いずれにせよ
トイレスマホは許せない!