VR判定に思うこと
テレビでバレーボールを観ていたら、最近はテニスやサッカーのようにVRで判定する「チャレンジシステム」が利用されていることに驚いた
しかもライン際の判定だけでなく、ワンタッチについてもVRで判定するのだ
ワンタッチあったかどうかの微妙な判定に相手チームの監督が「チャレンジ」を宣言する
会場のスクリーンにVR映像が流れるまでの待ち時間はドキドキする
しかし、本当にドキドキしているのはワンタッチをしたとすれば、その本人であろう
はたして、その選手はどんな気分だろうか
例えると、
小学生の頃だったら、苦手な算数の授業の時に、今日の日付と自分の出席番号が同じで、いつ指されるかヒヤヒヤしているようなものだろうか
中高生なら、自分の部屋をお母さんが掃除に来て、ベッドの下を念入りに掃除機をかけているのでエロ本が見つかりそうで、泣きそうな心境と似たようなものか
または、妻にスマホを見せてと言われて、
やましいことがないぞと言わんばかりに「いいよ、ほら」と渡したのはいいが
もしLINE をチェックされたら、今週末仕事だと言いながら会社の女の子とデートしようとしていることがばれるかも…
妻の前で平穏を装いながら心臓がバックンバックンしている心境と同じではないだろうか
『チャレンジシステム』
なんとも恐ろしい…