青空ピンクウォーター
絶景を見たあとの殺風景な帰り道。
後ろに気配を感じた私は、
さっと後ろを振り返ってみる。
すると、
そこには怪しい三人組の男が居た。
なんだ三人か。
十人組だったら、
どうしよう?
と思ったけど、
三人組ならどんなに怪しくても、
私の殺人チョップでなんとかなる。
来るなら来い!
と、
迎え撃つ姿勢でいたけど、
別に特に何事もなかった。
そんな私は今、
夜の公園で一人寂しくブランコに座って、
ウエハースを食べています。
家には帰りたいけど、
帰るのが恐い。
どうしよう……消えたい……
消え去りたい……。