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恐れていたことが・・学童でもトラブル続き

小学校に入学しても
お友達とのトラブルは
絶えませんでした。

保育園でトラブルがあって
こじれたお友達(前のnote参照)とは
クラスが離れて安心したものの、
学童保育では一緒です。
また事件が起こらないかと
冷や冷やしていました。

恐れていたことが・・・


あるとき学童保育から
電話がかかってきました。

たー君に怪我をさせられた、と
電話をかけてきた保護者がいると。

なんと保育園でトラブルになった
お友達のお母さんでした。

またやってしまった・・・

心臓がバクバクなって
電話をもつ手が震えました。

その子の太ももにアザがあることに
お母さんが気づいて
子どもに問いただしたところ、

「たー君にバットでたたかれた」
と答えたそうです。

学童にお迎えに行くと
先生からそのお母さんからの手紙を
渡されました。

恐ろしいことをする子


手紙にはこう書かれていました。

「たー君にバットで殴られたと聞いて
なんて恐ろしいことをする子なんだろうと
本当に怖くなりました。

うちの子どもをこれ以上
傷つけないでください」

なんてこと・・・
力が抜けました。

一体どうしてそんなことを。

家に帰って
たー君に強い口調で
問いただしました。

「えー ちょっとふざけて
バット持って遊んでただけ」

と、たー君はふくれたように
答えました。

「それでも人に当たったんでしょう!
そんな危ないことをするなんて
どういうことなの!

お友達、けがしているんだよ!!?
バットを振り回したりしたら
だめでしょう!!」

やっぱり感情的に
言ってしまいました。

冷静に話をしようと
いつも思うのだけど、
どうしても大きな声を
出してしまいます。


相手への謝罪


お友達のお母さんに
直接謝りたいと
学童にお伝えして、

お迎えの時間を合わせてもらい
会うことになりました。

「本当に本当に
申し訳ありません。
うちの子どもが
お子さんにあざが
できるようなことを
してしまったこと、
心から申し訳なく
思っています。

本当にごめんなさい」

そう言うと、
涙がポロポロと
流れてきました。

情けなくて
悲しくて。

私が泣き出したからか
そのお母さんは
黙ってしまいましたが、
その後、小さな声で

「そら君もその場にいたから
そら君にもバットが当たっていたかも。

そら君のママにも
謝ったほうがよいかもしれませんよ」

この言葉にも愕然としました。
そら君のママとは
ちょっと前に声を交わしていたところだったのです。

次の日、運良くそら君のママと
お迎えで一緒になり、

「そら君にも痛い思いを
させていたのであれば、
本当にごめんなさい」

と頭を下げました。

するとそら君のママは、

「あー、あれね、
ううん、大丈夫。
うちの子はスルっとよけた
みたいだから。

なんかバットを持って
クルクル回って
遊んでいたみたいやね」

と笑って話してくれました。

ちょっとだけほっとしました。
でも、何かあれば遠慮なく
いつでも言ってねと
伝えました。

謝ってばかりの日々


たー君が何かしでかしてないかと
毎日ビクビクし、

ほかのお母さんに会っても
なんか後ろめたいような気持ちで
顔色をうかがってしまう。

まるで自分が悪いことを
しているような気持ちで
学童に近寄るのが
本当に苦痛な毎日でした。



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