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心の余裕と、好きという気持ちの関係性について

「時間とお金は、1度には手に入らない」ということを、以前どこかで聞いた。

言われてみれば学生の今、時間は多少あるとしても、贅沢できるお金はたしかに無い。
かといって社会人になれば、きっとお金は今より増えるだろうけど、時間の融通は効かなくなると思う。

時間もお金も、両方手に入れることは難しい。と同時に、心の余裕が無ければ、相手を思いやることも難しいんじゃないかとも思った。


自分のキャパいっぱいにやることがあって、それをひとつでもサボることができない時、人は、誰かに優しくなることはできるのだろうか。


以前、以下のような記事を書いたが、あれからしばらくたって、彼の忙しさは落ち着いた。

彼氏と電話ができないので|遅咲きの花火 #note 


私は、依存先を増やそう彼のことを考える時間を減らそうと思い、新しいことを始めてきた。noteもそのうちの一つだ。

「年末まで忙しくなる」と聞いていたから、私も同じように忙しさを合わせた。カップルで忙しさを合わせるべきなのかはわからないが、結果的には今、私の方が忙しいという状況になってしまった。

忙しさが逆転したことで、好きという気持ちを伝える頻度も逆転した。お互い好きであることには変わりがないが、なんというか、好きの密度のようなものに差が発生している気がする。
私も、彼からもらう好きと同じくらい気持ちを伝えたい。しかし、どうにも精一杯気持ちを込めることができない。

心に余裕があると、好きを伝えられるし、好きを求めることもできるのだと知った。

今の私は、忙しさの収束を待つか、キャパを増やすかのどちらかしか解決策が見えない。
電話もできているし、会う頻度もそこまで変わっていないから、何か悪い方向に進むこともない。

ただ、彼氏がいるという経験の中にこんなことも考えられるようになるのかと、心の余裕の大事さについて身をもって体感している。
そんな2022年の年末なのです。

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