『Go my rail』に救われた話
10周年を祝して作られたGo my rail。
過去を振り返ることもできたはずだが、歌詞にあるのは、すべて未来への新しい前進だ。
画像は、私が大学1年の春休みにツイートしたものだ。Go my railへの想いを、率直に綴っている。
この曲については、当時のツイートが1番私の気持ちを表していると思う。だからこそ、ここにも残しておこうと思う。
2月のこの時期になると受験のことを思い出す。試験自体はすべて終わっていてある程度結果も公表された。結果は最悪で、思い描いていた進路はすべて閉ざされた。そんな時、満天ライブのGo my railを見た。
10年前、自分はどんな日々を思い描いていたかは覚えてないけど、「前にしか進めない」「さあどうすればいい」が、その日の状況を的確に表していて、まさしく自分の進む先が「路線図にはないレール」だった。
見慣れた駅ではないから勇気を振り絞って前を向こう。発車オーライでいい。未来は誰にもわからないからとりあえず進もう。
あの曲を聞いて自分の背中を押すことができた。
「夢も栄光も縋ってちゃ可哀想だ」
たくさんの経験や努力を積んできたからこそ、それに頼りたくなるもので。そんな時にふとこの言葉を思い出すと、踏み出せる勇気を貰える。もちろん受験の過程すべてがマイナスだったわけじゃない。上手くできた日もある。でもそれにいつまでも固執していてはならない。
人生は選択の連続だ、と仰っていた鈴村さんだからこそ言える「分岐点こそ楽しんで」。どんな選択をしてもあなたらしい選択をしたに過ぎないという言葉も相まって、涙が溢れてきた。
そして音楽がピタリと止んだ中での、「線路は続くのさどこまでも」。自分の中での『受験』は本当に大事なことだったけど、これからの日々の過ごし方で何か変わるかもしれない。ここで、人生すべてが決まった訳では無いのかもしれない。まだまだ続く人生は果てしないけど、なんとか頑張っていこう、と思うことができた。
「まだ見ぬ未来目指して」
「新たな自分で」
これからも日常を輝かしていきたい。
新しい挑戦には、躊躇がつきものだと今でも思う。それでもこの曲のおかげで、私は今日も前に進むことができている。
発車オーライでいい。その精神が、ここ最近になってようやくわかってきた。
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