経験談を踏まえた報連相の重要性について。
株式会社iXiAに勤める。遠藤です。
iXiAに入社して早1年が経ちます。
時の流れは早いですね。。
自己紹介について、気になる人は聞きにきてください。
今まで文章を書いたことがなかったのですが、エンジニア案件に切り替えるまでの経験談と感じたこと、学んだことを書いてみようと思い、ここに記載させて頂きました。
時を遡り、2022年8月。
家で過ごしている中とある一本の電話が入りました。弊社社長からです。
「えんちゃん。開発案件に切り替えるために、親会社の社長(ここではKさんとつけてみます)のところで開発してみないー?」
と、当時の僕はスキルもなく、経験もないため、絶好のチャンスだと思い、二つ返事でやりたいです!と、お願いしました。
多分ここが人生の分かれ道だったと思います。
それから1週間ほどして早速動き始めました。
まずは環境構築から始まったのですが、当時Dockerを使用すると伝えられ、僕自身「はにゃ?なにそれ美味しいの?」という状況で、一緒に手伝ってくださるメンバー(ここではIさんとつけてみましょう)に、聞いてみました。
聞いた結果なんとなく理解したという、フワッとした感じで終わったのですが、問題は環境構築が終わらず。。
その日の夜、早速Kさんに連絡をして、夜な夜な助けてもらった記憶があります。
当時感じたこととしては、Kさんと関わった経験がないため、緊張ガチガチで家にいるのに汗だくでした。(まだここは序章です)
なんやかんや準備は終わり、その後朝の通勤中にKさんから「えんちゃん、北海道にしばらく行ってもらうことになるけどいいー?」と、LINEが入りました。
当時の僕は特に何も考えず、自転車を漕ぎながら、大丈夫ですよ。と返事をしたんですね。
その後なんやかんやでやりとりを行いながら9月に1度北海道に行きました。
しかもフェリーです。
船なんて乗ることはほとんどなく、しかもKさんと一緒に同行して泊まるなんてことはなかったので、それはそれは、緊張していました。
もちろん船なので揺れます。数時間もすると気持ち悪くなるんですね。
Kさんからのタスクで北海道に着くまでにここまで終わらせようと決めていたのですが,海の上なのでもちろんインターネットなど繋がらず、タスクも間に合わなかったんですね。その間にできることを進めようとするも船酔いで気持ち悪いし、緊張するしでとてつもなくエネルギーを消費していました。
せめてどっちかだけでも解決したいと思い、Kさんと話そうと思いました。あまりにも船酔いが酷すぎて、緊張どころではなくなってたんだと思います。
そこでお話ししてくれたのが、エンジニア で職人さんはいらなくなる。今後必要になるのはオールマイティーにできる人だと。(今思い出しながら書いているので、間違ってたらすみません。)
当時の僕はどこまでいったらオールマイティーな人なんだ?そもそも、職人てどんな感じなの?と疑問を抱えていましたが、この問題は記事を書いている今も考えています。
その後なんやかんや(省略雑ですね)ありまして、3週間ほど北海道に行くことになったんですね。
ここからが重要で、北海度に行くのは僕1人なんです。しかも過ごすのも1人です。どういう生活を送っているか、皆さん想像できませんよね?
最初の方は朝起きる時間と業務開始時間、終了時間を決めていたんですね。
ここまでは大丈夫なんです。そのまま実行していけば。ただ、開発をしてみてわかったこととして、9割近く時間通りには終わらないんですね。終わらない理由をあげると無限にあるのですが、私の場合はわからないところを1人でひたすら何時間も調べて1人で解決しようとするところが原因なのではないかと思います。
ここまで重要な所を書いてみたのですが、何か違和感を感じませんか?
今現在書いている僕からすると、当時の僕に対して、何やってんの?って思う箇所があります。
はい。そうです。終わらない原因のところですね。
これ何が悪いって、1人でひたすら何時間もかけて調べて、1人で解決するところなんです。
そもそもどんなプロジェクトにも、納期というものがあります。学校で言うと宿題の提出日のようなものですね。わからないものを何時間もかける意味って勉強する上では少なからずあると思うんですけど、仕事をする上で何時間もかけて進行しないってメリットあると思いますか??ないですよね?
もう一点1人で解決したと。
ありますが、ここ。
何を持って解決したのか?と思いませんか?正解なんてものを知らず1人で解決したと思い込んでいるんです。これ超問題で、例えばコードを書いてとりあえず動いたから大丈夫やってなると思うんですけど、そもそも動いたら正解?って疑問に思いませんか?
当時の僕は上記二つを全て自己1人で完結させようとしていたんですね。(振り返れば何してんのって思うんですけど)
実はこういうのって最初の方はなんとかなるんですけど、後々やばくなるんですね。時限爆弾のようなものです。
その後1週間してしばらくした頃、Kさんが北海道にきて、進捗状況を聞いてきました。もちろん1人で自己完結しようとしていたので、時間はかかるし、進捗も遅れているのです。しかも、調べることに集中していたせいで報告もままならず、馬鹿ですねー。
素人が話してこいつ全然進んでいなーわかってないな、なんてことは経験者からしたら一発でわかるわけです。現状を伝えるのを遅れた僕は大激怒をくらっていました。(多分あんなに怒られたの今まで生きてきた人生の中で指3本のうちに入ると思います。たぶん一位)
怒られたあと、Kさんは用事があると部屋を出たんですね。その後は泣いていました。(しくしくと)
ここまで何を怒られたのか、書いていませんが、みなさん何について怒られているのか、大体でも想像つきますよね。
ここで学んだことの教訓としては、まず都度(これは頻度によるのですが少なくとも1日一回)
進歩状況の報告をいれる。
そして、わからないところは何時間もかけず、連絡、相談をいれる。
変な話、30分調べてもわからないことは聞いた方が早いと思います。調べ方もわからないと、もっと時間かかるので。。
皆さんが教える立場だった場合何も聞いてこない人に対して、この人大丈夫なんだなーって思いません?
自分から聞いてこない場合、基本的に助けてはもらえません。(例外はあると思います)
しかも厄介なことに何がわからないのかわからない状況に入ると負のスパイラルにはまります。そうなると何が起こるのか、教える側もそのスパイラルに巻き込まれるんですね。なぜなら何が聞きたいのか教える側もわからないからです。
今の現場でこのようなことが起こらないように、認識を合わせるためにこういった認識なんですけど、あっていますか?と最後に担当に伝えるようにしています。
ただ難しい場合、最初の方は言われたことを復唱して認識あっていますか?でもいいと思います。
復唱すると何がいいかというと、何をやるべきか脳に記憶できるからです。
そうするとそれをメモにでもなんでも残して、これをするにはどうやったらいいかなどを考えられるからです。
そこでわからないところが明確になるんですね。
例えばわからない所を聞いて、手順書見てと返されるんですけど、そもそも手順書はプロジェクト規模が大きければ大きいほど、腐るほどあるとおもいます。(一概には言えませんが今の現場を見てるとそう思います)
今の現場の経験談ですが。
で、何の手順書見ればいいんや?ってなるのでそこでさらにどの手順書ですか?って繋げられるんですね。手順書が入ってるファイルパスまで、手に入れられたら、読んで内容の質問ができるので進められます。
結論何が言いたいかというと、報連相って重要なんです。現場に行くとなおさら必須だなと感じてます。
担当の方とはよく話せる関係性になったので、よく聞くこととして、自己完結して、こけるとクビになります。←そんな人危なっかしくて使えないから。
能力値が高ければこけても解決できると思うんですけど、少なくとも僕にはそんな能力もないし、地頭がいいわけでもないので、素人は素人なりに泥臭く足掻くしかないのかなって思います。
最後になりますが報連相はやはり重要です。時限爆弾なんて持ちたくないので、とっとと解決した方がメリット大です。
シビアな話をしましたが、こんな僕でもエンジニアとして、案件に入れているのでみんなで頑張って案件入りましょう!
まだまだ、知識も技術もない僕ですが、この業界で食べたいと思っているので、まだまだ足掻いてみたいと思います笑
以上経験談でした。ありがとうございました。