開発を目指している人へ
こんにちは、三浦です。
この度二度目の社内報投稿です。
記事画像は、この前の2/22が猫の日だったので我が家の飼い猫(きぬちゃん)です。
今回は、新卒でSESの会社に入社したときの研修についてお話しようと思います。以前の職場は新卒を未経験で採用しており、半年間びっちり研修がありました。そのうち初めの3ヶ月は社外研修、その後社内研修でした。
その研修を経て今に役立っていること(学び)を共有させていただければと思います。
早速、新卒の頃の研修から学び、これだけは伝えたいというポイントを三つ紹介します。
①報連相は進捗がなくてもしよう
②講師や上司への質問の仕方を工夫しよう
③gitの使い方には慣れておこう
①報連相は進捗がなくてもしよう
研修では、5〜6人でのチーム開発を行いました。制作期間は2、3ヶ月で、要件定義からテストまでを全て行いました。
つまり、普通は半年〜数年かけて行う開発の工程全部を2ヶ月で体験したのです。
要件定義からテストまでやるということは、スケジュール管理が重要になってきます。もちろん研修なので、大体のスケジュールは決められていましたが、チームの中でさらに詳しく組む必要がありました。
そこで大事なのが進捗報告。
誰がどこまで作業が終わっているのか分からないと、スケジュール通りに終わることが出来るのか不安になりますよね。(もちろん、スプレッドシートなどを使った間接的な報告もあると思いますが)
なので、その時のチームでは毎日「10時・13時・16時」に必ず進捗報告をするようにしていました。そうすると、分からないことがあったときにも聞きやすいのです。
開発の現場でも、1人だけで仕事が完結するということは少なく、大体チーム開発になると思います。リーダーやPMの方もいます。
そこで報連相がないと、全体の進捗に影響を及ぼしたり、間違ったやり方で仕事をしていた場合早急に気づくことができず、無駄な時間を過ごすことになります。
進捗がない場合にも、「何も進んでないから報告しなくていいや」ではなく、進捗がないということを報告する必要があります。
開発ではないですが、私が初めて保守運用の現場に入ったときに、自分からこまめに報連相することができず、上司に「いまどうなってる?」と聞かせてしまっていました。タイミングが分からないなら、「進捗はなくても必ず1時間に一回は聞く」というルールを作るといいと思います。
②講師や上司への質問の仕方を工夫しよう
仕事をしていると、どうしても分からないことは出てくると思います。開発となると、特に上司への質問の内容が複雑になってくるのではないでしょうか。
そこで大切なのが、質問の仕方だと思っています。
例えば、「何かCSSが効きません」「何か動きません」という質問の仕方だと、上司の方が質問の意図や状況を聞き出す形になり、負担になります。
それよりかは、「背景画像を設定したいのですが、パスの設定が悪いのか表示されません。○○というところまでは調べて出来たのですが、ここのソースを見て頂けますか?」と質問する方がスムーズに回答がもらえますし、相手の時間を奪わずに済みます。
具体的な質問の仕方として私が意識して伝えているのは以下です。
特に、どこまでは調べてできたのかを伝えることによって、相手に丸投げしていないことが伝わりますし、早く解決すると思っています。
質問するタイミングとしては、報連相の話とも繋がりますが「20分調べても進まなかったら聞く」といったルールを自分の中で決めるといいと思います。自分でどうにかしようとして無駄に時間が過ぎることは回避したいです。
③gitの使い方には慣れておこう
最後に、少し専門的な話になりますが、gitの使い方には慣れていた方がいいです。
gitで管理しているファイルは、コンピューター上でファイルの編集履歴を管理できるので、編集前のファイルを残したまま、新しく編集したファイルを保存することができるというメリットがあります。
研修でも、gitを使ったソース管理をしていました、
Stack Overflowという組織が2020年に行なった調査では、開発者の8割がgithubを使っているそうです。
これはアメリカでの調査ですが、日本でも多くの現場でgitが使われています。
恐らく現場に入ると嫌でも使い方を覚えると思うのですが、他にも覚えることが沢山あるので、事前に覚えておくのが吉だと思います。
Ablity Develop Solutions(勉強会運営)でも、勉強会で実践方式のgit講座を個人的にやってみたいので、楽しみにしていてください。
まとめ
以上、3点が私が新卒の研修を経て学んだことになります。
何か一つでも参考になると嬉しいです。
お読みいただきありがとうございました。