40代前半のカンナビス#5 ラオス、バンコク、パタヤ編④(大麻、マリファナ)
タイ3日目(パタヤ2日目)
7時半ごろ目が覚め簡単に身支度を整え、8時ごろに朝食会場に向かった。
会場はやや混んでいたが、中庭とプールが見える開放感のある席が空いていたので、そこに座ることにした。
目玉焼き、食パン、サラダ、ベーコン、タイフードの炒め物を少量ずつ取り、100%のオレンジジュースとコーヒーを二杯飲んだ。
その後、タイでの朝のルーティンになっているサティバジョイントを吸いながら、プールで遊ぶ子供を眺めていた。
すると、隣にガタイのいい白人男性がジョイントをもって座り、話しかけてきた。
「パタヤは初めてか?」
オーストラリアなまりの聞き取りにくい発音だ。
「2回目だ。」
そう答えると、
「ウィード(カンナビス)はどうだ?」と会話が始まった。
朝はサティバを吸うようにしている話や、サティバでは「サワーディーゼル」や「Jack Herrer」が好きな話、日本でカンナビスを吸うことの危なさなどを軽く話した。
彼はオーストラリア人で、ゴールドコースト近くの小さな町に住んでいるとのこと。カンナビスが大好きで、「ブルードリーム」が世界最高だと豪語していた。
家族でパタヤに来ているらしく、3歳の子供と妻の目を盗んでタイガールと遊びたいが、無理そうだと言っていた。
「やめといたほうがいい」と言っておいた。
二人でカンナビスを吸いながら、昨日お手合わせしたソイ6嬢の話をすると、とても羨ましそうに聞いていた。
パタヤは家族で来るところではないとつくづく感じた瞬間だった。
その後、部屋に戻り、仕事のメールチェックなどを済ませ、予約していた「オールパタヤ」にバイクを取りに行った。
そこからパタヤ北部に向けてツーリング。田舎道はとても気持ちよく、開放感があってリラックスできる時間だった。
昼過ぎになり、昼食をとるため「プライムバーガー」へ。バーガーとポテト、炭酸水を頼んだ。値段は1200円くらいだったが、かなりクオリティが高かった。
このあと、16時から予約していたベトナム式理髪店「皇帝」での施術まで少し時間があったので、近くのカンナビスショップを訪問した。
英語が上手なタイ人の女の子が対応してくれ、喫煙スペースには欧米人の初老がジョイントを吸っていた。
おすすめのサティバジョイントとインディカ1g(バッツ)を購入し、その場でサティバジョイントを吸った。
欧米人の初老と軽く話をしたが、イギリス人で3年ほどパタヤで暮らしていることが理解できたが、そのほかの話は、ブリティッシュ訛りがひどく、あまり理解できなかった。(カンナビスを吸いすぎてるせいもあったと思うが…)
店員のタイ人女性とは、会話が弾んだ。
20歳で、以前はホテルで働いていたらしいが、規則が厳しかったためカンナビスショップに転職したという。給料は少し下がったが、今の仕事の方がストレスがなく満足しているとのこと。
カンナビスを吸うのか聞いてみたが、「吸わない」と答えた。
「ジョイントを巻くのは楽しいし、吸っている旅行者との会話も楽しい」と笑顔で言っていた。
英語はどこで勉強したのか聞くと、両親が英語を使う仕事しているらしく小さいころから叩き込まれたと。
「両親に感謝だねー。」みたいなことを伝え、ショップを後にした。
その後、「皇帝」での施術を受けた。カンナビスの効果が強烈だったせいで、施術中は爆睡していたが、鏡を見ると肌がきれいになり、髭と眉毛も整っていていい感じだった。
一旦ホテルに帰り、寝る前用のインディカを巻き、サティバを一服し、バイタクでソイ6へ向かった。
相変わらずの強引な勧誘をかいくぐり、2周ほど歩き回って数百人はいそうなタイガールをチェックした。
2周目の途中、ものすごくかわいい美少女を発見。他の嬢とは明らかに雰囲気が違い、異質な空気を感じた。
ちなみに僕はロリコンではないが、この可愛さならロリコンでもいいかもしれないと思い、吸い寄せられるように近づいた。
「日本語わかるか?」と日本語できくと、
首を横に振るだけだった。
英語で「英語は分かるか?」
と聞くと、
「すこしなら」と微笑みながら答えた。
軽く店で飲むことにし、談笑を行った。
「君はとても可愛いと思う。」
「ありがとう。ここはきれいな人がいっぱいいるんじゃない?」
「そうかもしれないけど、君は他の人とは全然違う雰囲気がある。」
「どう違うの?」
「純粋で、心がきれいに見える。」
「先週ここに来たばかりだからかな?」
「そうなんだ。その前はなにをしていたの?」
「イーサンで家業の手伝いをしていたの。パタヤはとても賑やかで面白いけど少し疲れる…」
イーサンとはラオスに近い地域で、タイの田舎だ。まだあんまり擦れていないのだと思う。
「お腹がすいたからご飯食べにいかないか?」
「いいよ~」
今回のパタヤではまだ行ってない、ロングボーンステーキへ行くことにした。200Gほどのステーキをミディアムウェルダンで食べ、食後にインディカを一服した。
嬢にも勧めたが、外で吸うと動けなくなるらしく断られた。
その後、ビーチへ行き、夜風に当たりながら海を眺めた。星がとてもきれいだった。軽くたわいもない話をして、いい時間になったのでホテルへ戻った。
ホテルに戻り、まずバスタブにお湯を張り、ベランダでインディカを一服した。嬢を誘うと、この時は一緒に吸ってくれた。
目がとろんとして、さらに笑顔がかわいく見えた。
先に風呂に入り、ベットに横たわっていると、シャワーを浴びた嬢がタオルを巻いてはずかしそうに上がってきた。
「恥ずかしいから電気を消していい?」
「もちろん」
布団にくるまりながら、タオルを取って僕に抱きついてきた。
そのまま、僕の息子に56を付けて、「大きいから大変かもしれない」とカンナビスの効果でとろんとした表情でつぶやきながら、ゆっくりと僕の上に乗った。
そこからは、本能のままに二人で楽しんだ。
6時ごろ目覚ましで起きた。今日は7時のタクシーで空港へ向かい、日本に帰る日だ。
嬢はまだ寝ていたが、やさしく起こして5000バーツを渡し、帰ってもらった。
帰り際、「とても楽しかった。また会いに来てほしい」と言ってくれた。名残惜しさを感じながら、パタヤを後にした。
スワンナプーム空港に着き、残ったカンナビスを吸って処分しようとしていると、同じように吸っている白人がいた。
話しかけてみるとノルウェー人で、「これを吸い切ったら飛行機に乗る」と笑っていた。僕も同じだと答え、軽く談笑した後、日本行きの便に乗り込んだ。
今回の旅はこれで終了。思い返せば、刺激的でリラックスした時間が入り混じった、密度の濃い日々だった。次回はニューヨーク編を書こうと思う。
※この物語はフィクションです。違法薬物の使用、犯罪行為を助長するものでは一切ございません。