心臓を袖にぶら下げている街男
週期的な激しい腹痛に責められ
ながらも このオレを引き摺ってゆくモノは
何だ
何が神だ
白いシャーツを適当に好み
爪先で大きめのブーツを履き
Downtownでは薄汚れた
Railroad・bridgeの下で
昨夜のつまらないビアのことを思い出す
何処かでサイリンが鳴っている
気がつくとオレは 髪も解かずに
小さなHotelの一角の
きちんと整えられたBedの上で
過去まで丸見えする様な
大きな欠伸をしていた